濡れてても凍ってても!コクヨのリサーチラボペンがすごすぎて、もう日常でどうしたらいいのかわからないくらいすごい。
NASAがあると買ってしまう。
つい手にとって、そのすごさを手に入れたくなる。なにがすごいかまったくわからないが、なにかすごい感は一等一番だ。好きなブランドはなんですか?NASAです、と言えるくらいには買ってるんじゃないだろうか。ありとあらゆるところにNASAあり。
宇宙に行く予定はないのに、宇宙で書けるペンはたくさん持っている。準備だけは常に万端だ。いつでも来い宇宙。
そう、ペンである。特にペンには技術の粋を集めた一品感があって、見かけるとつい買ってしまう。そんな一本を、勝手にNASAペンと呼んでいる。
NASA以外にもあらゆるメーカーがしのぎを削り、使いやすさを追求し、ありとあらゆるニーズに答えて開発されている。ふだん使いから特殊な環境に耐えられるものまで。宇宙よりは近いかも知れないが、きっと人生ゲーム何回しかしても就かないだろうお仕事に適した一本というのがたくさん存在する。
そんな一本に連なる新たな名作「リサーチラボペン」が発売された。気がつくとまたつい買っていた。おそろしい。
濡れてても書ける……!
コクヨから発売されたリサーチラボペンは、研究環境に適したペン。理化学系の研究所では、濡れたり凍ったりしているところに書くことが多く、アルコールなどの薬品で滲んでしまうこともあるらしい。なにそれかっこいい……とか思ってしまうが、実際現場の人はめちゃくちゃ困っていたんだと思う。そんな課題に答えるべく、アルコール耐性のあるインクを使用して開発された一本である。小さな容器にも書けるようにペン先は細く設計。それが360円なんて、なにそれすごい……。聞こえてきたぞ、風の中の昴が……!脳内みゆきが歌いはじめた。
さっそく試してみようと冷蔵庫を開ける。もちろん研究容器はないが、結露で濡れてる牛乳に書いてみた。
まじでさらーっとするする書けてビビった。まったく滲まない。この一本があればあらゆる紙パックにラクガキし放題である。他にもゼリーやプリン、冷やしておきたいとっておきたち。濡れてても結露してても書けるなんて、この世のプリン戦争を終わらせられるポテンシャルを持つ一本だ。すごい。
凍ってても書ける……!
続いて冷凍庫を開ける。凍結したサンプルはないが、我が家には冬でもアイスが常備されている。さっそく書いてみた。
これ、めちゃくちゃ感動した。ちなみによくある油性ペンでも書いてみたけれどそもそもかすれて書けなかった。まじでびっくり。
これでこの際「俺のアイスを食べたの誰だ……!」といったこの世に生まれる必要のなかった争いがだいぶ減るだろう。冷凍庫のものに書けるってかなりいいかも。ふるさと納税でたくさん来た食材とか、小分けしたお肉とか。食材の冷凍が多い人は一本あると便利な気がする。
滲まないらしい。
アルコール耐性のインクについては、日常生活ではなかなか試しにくくて実感できなかったけれど、エタノールではほとんど滲まないらしい。手指のアルコール消毒に近いところとか、そういうときに便利かもしれない。
もうどうしていいかわからないくらいすごい。
濡れてても凍ってても書けるというところ、もうどうしていいかわからないくらいすごかった。とにかくするする書けるのがたのしくてストックのアイスぜんぶにラクガキしてしまった。この筆記感はぜひ味わってみてほしい……!
こういう日常にはハイスペックすぎるペン、ロマンがあってつい買ってしまうのだ。新たなNASAペンを求めて、今日もまたまた文具コーナーを探索するのだ。みなみなオススメあったら教えてください。
おわり。
待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ あ、ああ……あー!ありがとうございます!!