2020年創作振り返りと2021年抱負
はじめに
はじめてnoteに投稿します。あまた節と申します。趣味で一次創作漫画を描いたり、3Dアバターを作ったりしています。
今回のnoteでは、2020年の自分の創作について振り返り、2021年の抱負について語ってみようと思います。
ちなみに去年までの創作は?
2019年までは、年に1~3回コミティアにサークル参加し、参加するタイミングで短編読み切り漫画を描いていました。現代ファンタジーや、SF風味のファンタジーが多く、巨大ロボが大好きなのでよく巨大ロボの出てくる漫画を描いてきました。しかし、近年かなりのスランプが続き、漫画を描くペースはどんどん落ちていきました。
2020年、やってみたこと
そんな状態が続いて2020年になりました。少しでも何か創作をしていたくて、JavaScriptを使って、HPに自分の創作キャラのガチャガチャを作ったり、一日一枚ディフォルメの創作キャラを描いたりしていました。
また、Live2Dで簡単なアニメを作ったりもしました。
試行錯誤を繰り返しましたが、作っていてとても楽しかったことを覚えています。
オンライン同人イベントへの参加
今年、世情により様々な同人イベントの開催の中止、延期が余儀なくされました。一方で新たな試みとしてオンラインでの同人イベントが開催されるようになりました。
私が最初に参加したのは、一般参加でしたが、ComicVket0だったと記憶しています。このイベントの存在を知り、ぜひ参加してみたい、とVRCのアカウントをTwitterでお世話になっている方の力も借り、深夜を越える時間まで試行錯誤して作った思い出を昨日のことのように覚えています。
そこは仮想現実でありながら、確かに並んでいるサークルの机とポスター、机の上に並べられた同人誌…次回があったらもし可能ならば、ここに、自分の新刊を並べて、唯一のフレンドであるアカウント取得に協力してくださった方と机を挟んで同人イベントのやりとりをしたい。心からそう思うような、そんな素敵で心燃える空間でした。
それは後にかなうのですが、その話題は後ほど。
ピクトスクエアイベントへの参加
6月頃から、ピクトスクエアで開催されるオンライン同人イベントに参加するようになりました。
本当に何度も参加させて頂いて、そこで出来た創作描きさん、創作書きさんと彼ら彼女らの作品との出会いはかけがえがないものばかりでした。私の本もありがたいことに、少しずつ手にとって頂けて本当にどのイベントも参加してよかった、と思っています。ただ、この頃も残念なことに新しい漫画を描くことはできませんでした。
新刊の企画と頓挫、それでもわずかにできたこと
私の本心としては、去年出したかった同人誌は何冊もありました。せっかくピクトスクエアのイベントがあるのだからと、イベントごとに薄い本とグッズを組み合わせたものを作り、全部集めると大きな物語が描かれているのがわかるような作品を構想したり、自分が長年温め続けた、自分にとってのメイン創作ともいえる作品の番外編漫画を描こうとしたり、それがイベントに間に合いそうになかったので、せめては、と設定資料本を出そうとしました。
しかし、結局どれも去年のうちに出ることはありませんでした。気軽に参加できるイベントがたくさんあることに甘え、出せるのならできる限りよい状態で出したいという半端な完璧主義がまねいたことで、今年はこれをなんとか改善したいです。
それでも、まったくすべてできなかったわけではなく、twitterで、3月から5月まで、一日一枚ずつ、決まったフォーマットでディフォルメの自創作キャラを描き続け描き切ることはでき、後の9月から再び描き始めた一日一枚絵は、時々休んでしまったものの、合計103枚描くことができました。
Vketと初めての3Dアバター制作、エッセイ漫画同人誌
季節は過ぎ、7月。当時の私はComicVket1にサークル参加申し込みをしていました。落選はなしだったため、自動的に当選したものの、出そうと思っていた創作設定資料本は想定していたよりもまとめるのが難しく、頭を抱えていました。
実は、せっかく作ったVRCのアカウントはある数日間を除き放置していました。しかし、ComicVketにサークル参加するにあたり、自由にアバターを選んで参加したい、という思いが芽生えつつあり、少しずつログインするようになり、そこで出会えた親切な方とフレンドになれたこともよい方向にはたらき、アバターをアップロードできる権限のあるnew userにランクが上がりました。
ちょうどその日は、Vket5サークル参加申し込み締め切り4日前で、深夜にVRC上で、Vket主催者である動く城のフィオさんがVket5進捗どうですか集会を開いた日でした(※Vket5進捗どうですか集会の主催者は、ろれるさんという方ですが、その日の夜はいろいろな事情があり、フィオさんが主催していました)
new userになれたことが背中を押し、参加した集会で、フィオさんに声をかけそびれながらも、「バーチャルで生きていける経済圏を作りたい」という理想と「Vketに参加しようか迷っているということは心はやりたがっているんだよ!」という言葉を聞き、私は一念発起することを決めました。
これは後に、そのときのことを体験エッセイ漫画同人誌にしたものの1頁です。先ほど、VRCを数日間を除き、放置していた、と書きましたが、放置していなかった数日間で私はVket4に行っていました。そこに作り出されたバーチャルの東京や、何もないところからブースが作り出されるディフォルトキューブのワールドに行った私は、もう一つの現実、バーチャルだからこそできるリアルに心からわくわくしました。そして自分もそんなわくわくするような世界の一部を創れたら、と夢見たのです。
結論を言うと私はアバターの制作に成功しました。
こちらの、沼地辺境伯zenさんの講座にはとてもお世話になりました。
わからないところはネットでぐぐり続けて、一度はアバターの内側に視界がめり込んだりしましたが、なんとかディスクトップモードで動かせるアバターを完成させることができました。
その感動をぜひ伝えたい、という思いがあり、ComicVket運営様に確認し、そこまでの経緯をComicVketで同人誌にすることにしました。
この本を出すことと、本文中にフィオさんを描くことへの許可をくださった運営様にあらためて感謝を申し上げます。
なんだかんだで初めての体験エッセイ漫画でしたが、無料配布だったこともよかったのかと思います、ComicVketでは自分の人生の中で一番多く手にとって頂けた同人誌になりました。この本がきっかけでたくさんご縁もできました。とてもよい思い出です。
その後、もう1体もう少し人間に近い形のアバター制作を経て、
Vket5では試行錯誤しながらなんとかアバターとブースを作り切り、サークル参加することができました。
振り返ってみたまとめ
結果だけ言うと2020年に新たに描けた漫画は(年末近くに数ページ描いたメイン創作本編や、断片的な漫画を除き)アバターを作った体験エッセイ漫画だけでした。しかし、思い切って今まで触れていなかった新しい世界へ足を踏み入れることができ、3Dアバターという自分の中での新ジャンルに触れることができたのは、私の中ではとても大きい一歩だったと思います。
2021年の抱負
続いて、今年の抱負ですが、いくつかあります。順番に語らせてください。
①メイン創作を3話まで進める
前述した描きたかったけれど描けずにいた自分にとってのメイン創作を進めたいと思います。ジャンルは端的に言うと巨大ロボットもので、登場人物も多いため、作画面、ストーリー面でも二の足を踏み続けていましたが、そろそろ描かないと生きているうちに最後まで描けないのではないか、という不安がよぎりはじめたこともあり、今年から本格的にとりかかろうとおもいました。余談ですが、今年は丑年で、その創作漫画にはとても牛っぽい登場人物がいるので、やるなら今だ!と思ったというのも理由だったりします。
メイン創作を描くにあたり、平日はなるべく、一週間に1キャラずつ、曜日替わりでいろんな絵をかいていきたいと思っています。
②長編小説をまずは5話分書く
小説で書きたいなと思っている話もあります。これもかなりの長編になりそうなので、①の漫画がある程度進んでからの着手になりそうです。
③小さなゲームを一つ作る
できればunityで。今年、Vketのゲーム版、GameVketが開催されます。第一回(第0回)は一般で参加して、雰囲気をつかみ、ゆくゆくはこちらもサークル参加できたらな、と思っています。昔からゲーム制作にはあこがれていたこともあり、まずは1日15分unityと格闘するところからはじめようかと思います。ちなみに今まで触ったことのあるプログラム言語はCとC++とJavaスクリプトぐらいなのですが、これを機にC#も勉強してみたいと思います。
④シリーズもののアバターを作る
自由度の高い世界観をもつアバターをシリーズ化して大量に作ってみたいと思っています。私自身が、同じカテゴリでそれぞれなんらかの関係性を持つキャラをどん!と100体、1000体出されるとそれだけで強そう…とわくわくする性分だからというのもあります。詳細は1体目が完成するまで伏せますが、なんらかの人外要素×ローティンの少年漫画的なかっこよさのあるアバターをもそもそ作りたいです。まずは一体目の完成を目指します。
最後に
2020年の計画倒れっぷりを考えると2021年の抱負は無謀さでいっぱいですが、一つ一つできることから手を付けて、少しでも実現したいと思います。
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