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ほたる 、うつるんだぁ ・・・ うつるんです 。 ちょっと 、こうふん ・・・


















 ある ひ ・・・





















 ぶあつい くも の

 ぶあつい くもり か
 
 なん の つもり か

 あめ ・・・ と なり

 いち にち じゅう ・・・

 じみ に

 しっ かり

 ふっ て

 あまもり する ところ は

 ようしゃ なく

 あまもり ・・・・

 
 こうすいりょう と

 おなじ くらい
 
 あまもり ・・・・

 して

 みず が

 じょじょ に

 あつまっ て

 tempo よく

 したたる

 すいてき

 を

 ながめ

 て

 いた

 ・・・


 ろうすい する のは

 わかって いた が

 じみ に たんたん と ふる あめ に おう じて

 ぽたぽた と したたる すいてき ・・・・

 まったく すてき とは いえぬ steak 、

 いま やりかけて いる やね の ろうすい は

 ぜんかい で とまる はず だった が

 じかい で とまる だろう と おもう ので

 きのう が その じかい だっ た が

 じっと その じかい の ため の

 しざい やら どうぐ を

 そろえて

 いた

 ・


 ほか の かしょ

 ほか の たてもの にも

 ろうすい する ばしょ が あって

 ろうすい して いた ・・ ・・


 なや だっ た たてもの だが

 なか から

 みて も

 そと から

 みて も

 どう して

 その かしょ が

 ろうすい する のか

 わからず

 あめ に

 じみ に

 ぬれ ながら

 やね の

 むね の

 うえ に

 たち

 
 かんさつ して

 なんとなく

 ほか の かしょ と ちがっ てる ばしょ に

 ばんきん を さしこむ ・・・ など した が

 ぜんぜん おちて くる すいてき が

 へら ない ・・ ・・

 この すいてき は たいてき ・・・・

 
 きちん と ほんごし を いれ て

 やね を はぐらん と

 わからん ・・・・

 だろう ・・・


 ろうすい の げんいん を みる には

 ろうすい して いる とき が

 いちばん いい ・・ ・・・・

 が

 それ は

 ひとり で

 ぬれ た ばんきん やね の うえ に たち

 あれ や これ や ふあんてい な しせい で

 なれ ない さぎょう を しこうさくご する こと を

 いみ し

 すべっ て おち て

 ひとしれず いき を ひき とる ・・

 かのうせい も

 たかい

 ・・

 ・


 それ は

 それ で

 おれ の

 じんせー に

 ふさわしい よう な

 き も

 して

 いい

 の

 だが

 
 あえ て

 そこ まで

 する ひつよう も

 かんじ ず

 したたる すいてき の かんさつ を

 なんど か くりかえす こと に

 とどめ た


 じみ な じゅんび さぎょう の れんさ と なり

 まえまえ から やりたかった が

 はれ てる と やらない

 さぎょう よう めがね の ほしゅう

 など

 やったり

 し ながら

 そと に でいり する たび に

 あまあし を き に した り ・・ ・


 そう こう する うち に

 さいきん ていじ と している

 く じ はん を

 とう に すぎ て いた ので

 かえり じたく を し


 あめ が ていし して いる くらがり を

 かえろう ・・ と し たら

 ほたる が

 ひとつ

 ・

 ・

 ・


 てん てん と

 てんめつ ・・・・

 ・ ・・ ・

 ・・ ・
  
 ・ ・

 ・


 この ばしょ では
 
 さん ねん まえ から

 いち ねん に

 いち ど

 いっ かい

 なぜ か

 いっぴき の

 ほたる の

 めいめつ を

 みる

 ・

 ・・

 ・・・・


 ふと

 camera に うつる かな ?

 と おもい

 もどっ て

 さんきゃく ・・・


 もう

 くらく て

 ぴんと も あわせ られ ない し

 どんな せってい で

 どう うつる か

 けんとう つか ない し

 camera かんど 、さいこー !、ISO !、12600 !とか に して

 shutter speed 、さいちょー ! 、さん じゅう びょう !とか に して

 やっ て みる ・・・

 と

 ぼわん ぼわん だが

 なんの こうけい だか は

 なんとなく わかる

 あのよ の よう な このよ の しゃしん

 が

 とれ 、

 
 ぼく は わかる が

 きみ には わからん だろう ・・・

 な かんじ で

 がめん じょう に

 いち がそ の よう に

 ほたる の ひかり ・・・

 まど の ゆき ・・・

 
 いま 、まなつ ・・・
















がめん まんなか へん の 、よぞら の なか なら いっとうせい ぐらい の あかるさ の てん ・
















 あぁ 、

 うつるんだぁ ・・・

 そう 、

 うつるんです

 の ふじ・ふぃるむ 、

 ぼく の camera は

 SONY NEX‐C3 ( APS-C ) 、

 ぱそこん と つなぐ とき は

 USB mini B とか つかう やつ 、

 つまり

 かるく じゅう ねん いじょう まえ の さいせんたん

 だ


 camera には あまり きょうみ は もて ない

 ぼく は おんな にも もて ない

 やり たい こと は

 そんな に ない ・・・ ・ ・・

 lens かえ られ て

 shutter speed と ろしゅつ を

 じぶん で きめられ れば

 いい

 
 あと の きゅう じゅう はち % の

 せってい は

 き に する こと が

 でき ない


 でも

 さいきん

 RAW とか いう やつ が

 この camera でも できる こと が

 き には なっ て いる

 ていど ・・・


 まだ

 こわれ ない から

 ありがたく

 つかっ て いる

 
 こわれ ない やつ は

 ほんと えらい

 と おもう


 で

 とにかく

 ほたる

 ほたる の ひかり

 だ


 いち まい め 、

 おれ には わかる かんじ で

 ほたる の ひかり が

 うつっ たん で

 に まい め 、

 さん まい め 、

 かんど 、さげ たり

 key holder の light もっ て きたり

 
 ほたる 、

 にげ ない で

 てんめつ 、めいめつ

 し てる から

 じゃん じゃん とっ て

 ちかづいて いっ たら

 とんだ ・・・


 あざみ の はっぱ の うえ に いた が

 ある ていど の かぜ の なか

 ふら ふら と とんで

 ふら ふら と めいめつ ・・・・

 ちかく の かや の はっぱ に

 ふじちゃく する よう に

 ぶじ ちゃくりく ・・・



あざみ の はっぱ の うえ から の りりく ちょくぜん ・・・
かや の は の うえ に すがりつく よう に ちゃくりく ちょくご ・・・

さん じゅう びょう ろこう ・・・


















 
 かぜ が あるていど ふい て いて

 かや は きほん てき に

 せいし せず 、ていし せず 、

 つね に うご いて いて

 ほたる も

 ほたる の ひかり も

 ひつぜん と して

 うごき つづけ る ・ ・・・


 やぶからぼう に はじまった

 ほたる の さつえい 、

 いま や

 やみ の なか で ゆれる

 やぶ から の てんめつ する ひかり ・・・ さがし

 と なり 、

 なんいど

 たけぇ ー 、、、


 angle 、がかく 、

 ひろく したり

 できる だけ せまく しよう と した り

 light あて ても すぐ には とばず

 あわてて あるいて いく ようす

 なので

 できれば ぴんと を ・・・ と

 light あて ながら

 lens の ring を

 くるくる する が

 ぴんと 、きたん だか きて ないん だか

 そもそも

 かぜ に そよぐ あし 、かや の はっぱ に とまって いる もの だから

 おっ 、ほたる の すがた がっ ! ・・・

 と おもっ て も
 
 その しゅんかん が

 うちよせる なみ に もって いかれる よう に

 かぜ に そよぐ あし に とまる ほたる は

 あらなみ の うえ に もまれる こぶね の ごとく

 frame の なか で

 ぐわん ぐわん と

 うごく ・・・


 もう 、あかん 、

 らち あかん 、

 さんきゃく 、いみ ない 、

 てもち する 、

 と なり

 いみ 、ある 、なし 、は

 わからぬ が

 かんど 、さいだい 、ISO 12600 、

 shutter speed 、じぶん の ぎりょう で てぶれ しない げんかい 、はち ぶん の いち びょう 、

 に して

 light あて たり し ながら

 shutter button 、おしっ ぱなし ・・・

 なんか うつる だろう ・・・
 
 なんか うつる ・・・

 の きょうち に たっし 、

 
 しゅうねん の ごとく 、

 おんねん の ごとく 、

 ひたすら ・・・・ 


 ま も なく 

 これ いじょう 、

 さとる のは

 きょう は

 むずかしい ・・・

 と さとり


 やめる ・・・


 しかし 、

 な 、

 ほたる 、

 ほたる 、うつるんだぁ ・・・


 うつるんです 。


 ちょっと 、こうふん ・・・























shutter speed 、さん じゅう びょう だと 
ほたる が ひかる かいすう や うごき で 
こんな かんじ に ・・・
どこ だ ? 、どこ だ ? 、 どこ に いる ? 、、
よく よく よく みれ ば 、きいろ っぽい ひかり が ・・・

にくがん では ひかってる から よく わかる が 、camera に わかる よう に 、と なる と な ・・・
よって みた が 、ぶれ る ・・・

 こうかく の とき は あるていど ぴん が きてる ような ふんいき に なった が 、よる と なる と ぱっちり ぱちり する のは むずかしい ・・・

なんとなく しょうめい 、たてないと ・・・な ・・・
「めいめつ 」の 「 めつ 」・・・

「ぼつ」では ない ・・・
「めつ 」・・・

ぼつ には しない ・・・
「めい 」・・・
「めい」・・・
「めつ」・・・
かぜ に あおられ つつ 、「めい」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
いちおう 、「めい」・・・
「めい」・・・
「めい」・・・
「めつ」・・・
「めい」・・・
「めつ」・・・
かぜ に ふかれ 、「めい」・・・
「めつ」・・・
とおい かんじ で 、「めい」・・・
「めい」・・・
「めい」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めい」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・

いなく なった か ?と おもい 、light ・・・
がめん した の くさ の は の せんたん ぶぶん で さかあがり のようなこと を していた 。

ひかって いる ・・・
は に よじのぼり 、いどう を はじめ た ・・・
ひかる ・・・
あるき ながら ひかる ・・・
さら に あるく ・・・
ひかる ・・・
ひからず に あるく ・・・
ひからず に じみ に あるく ・・・
ときどき ひかって みる ・・・
かぜ に あおられ ても 、あおられ ても ・・・
ひかり ながら あるく ・・・
あるく ・・・
ひかる ・・・
は の かげ に はいる ・・・
みえなく なる ・・・

light を けして みる ・・・
ひかり で 、いること は わかる ・・・
かろうじて 、みえる ・・・
あらためて 、light ・・・

おおっ 、「ほたる」らしい えづら ・・・ と なる 
はっぱ の うら に かくれ た ・・・
かくれた ので みえ ない ・・・ 
おおっ 、、はっぱ を とうか して ひかって いる ・・・

ほたる の ひかり は けっこう つよい ん だな ・・・
かすか に とうか こう ・・・だが
ほぼ 、「めつ」・・・
はっぱ の うら でも「めつ」・・・
はっぱ の うら で 「めい」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
「めつ」・・・
みうしなう ・・・
ほたる が どこ に いる か わからなく なり 、light を あてる の を やめ て

ほたる の ひかり を さがす ・・・

すると ・・・
ひかる ・・・
かぜ で ぶれ ながら も ひかる ・・・
がめん から でそう に なる も 、ひかる ・・・
かぜ から ゆりもどされ て 、ひかる ・・・
がめん ちゅうおう で 、ひかる ・・・
ひかる ・・・
ひかる ・・・
ひかる ・・・
おわり ・・・















 。






















 







かたじけない 。