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教育基金NOWMO FUNDに最高透明責任者を設置しました

使うお金の透明性大事じゃない?

みなさんは国民の義務として納税している税金について、どんな事業にどれぐらい活用されているのか、そしてどんな成果が出ているのか知っていますか?

私もつい先日確定申告をして、国民の義務である納税をしっかりしました。
その時に、私が支払ったお金がどこにいって、そのうちのどれぐらいが教育に使われるんだろう?とふと思ったわけです。

国の教育予算の全体規模だと大きすぎて、なかなか私のような一般人には想像がつきませんが、国の事業の中の個別具体的な一事業だったり、クラウドファンディングで支援した取り組みであったり、寄付したソーシャルセクターの団体の取り組みなど、もっと身近な規模感になってくると自分が払ったお金がどのように使われてどうなったのかはより気になってきます。

そこで私たちも、運営している教育基金NOWMO FUNDについて透明性を大事にして世に発信していこうと決めました。
今のところは株式会社NOWMOの売り上げの一部を活用している教育基金ですので外部の人のお金は入っていませんが、私たちのような民間団体でも何にお金を使って、どんな成果があったのか、を世の中にもっと打ち出していくことは大切だと考えました。

・集まったお金の総額
・お金の使い道
・なぜその使い道にしたのか
・使ったお金でどんな事ができるのか
・使った後にどんな成果があったのか

などなど、金額だけではなく意思決定のプロセスやお金を使ったあとの成果や効果についても透明性を持って世の中にお伝えしていきたいと思います。
ソーシャルベンチャー株式会社NOWMO、そしてそーシャルセクター的な立ち位置でもある教育基金NOWMO FUNDの新しい挑戦です。

最高透明責任者を設置

ではどのように透明性を担保していったらいいんだろう?
世の中の基金、財団などでは外部の評議委員や監査委員などが入ることで、運営の適正さやお金の使い道についてしっかりしようという機能が整っています。

ではそういった機能を組織の中に入れようと。
とはいえ、まだまだ予算規模が小さい教育基金NOWMO FUNDで、活動原資は自分たちで頑張った売り上げですので、まずは内部からしっかり律する意味でも経営層で管理しようとなりました。

そこで設置したのが、最高透明責任者です。

私たちは3人経営していますから、3人の中で一番透明性を担保することに適している人選をする必要がありました。
今回は満場一致でCTOの鎌田さんが良いという結論になり、鎌田さんには最高技術責任者に加えて、最高透明責任者としての責任を全うしてもらうことになりました。

最高透明責任者に就任した取締役CTO鎌田

鎌田さんは物事を様々な視点から見て判断することに長けており、それは本当に適しているのか?必要なのか?今の段階ではどの判断が良いのか?などをしっかり意見できる人ですから、適任と言えます。

ちなみに、株式会社NOWMOでは世間でよくあるCxO職を定めていて、基本的な役職であるCEO・COO・CTOの構成です。それぞれ最高経営責任者、最高執行責任者、最高技術責任者ですね。
さらに私たちは、その役職に加えて期待を込めた意味で別解を付け加えています。今回の最高透明責任者についてもその立ち位置になります。

例えば、以下のようなものです。

CEOの中野さんの場合は、
最高エンタメ責任者(何でもかんでも楽しくエンタメ的に楽しめるようにすること)
最高ビジョン責任者(他人の想像を圧倒的に越える大きく強いビジョンを描くこと)

COOの私照井の場合は、
最高恩送り責任者(恩送りや教育投資を積極的に展開していくこと)

CTOの鎌田さんの場合は、
最高トレーニング責任者(筋トレなどあらゆるトレーニングを楽しく取り組むこと)

この鎌田さんのところに最高透明責任者が加わることになります。
なかなか変な役割分担ですが、それぞれのキャラが生かされていて、それなりに良い影響を出しているんじゃないかなと思います。

NOWMO FUNDのレポートなどをお楽しみに!

今回はこれからもっとNOWMO FUNDを伸ばしていくために、最高透明責任者を設置したというお話でした。
これからNOWMO FUNDはより体制を強化して、教育投資を積極的に展開していきます。
なかなかユニークで興味深いレポートを出していける気がしています!

お金の使い道や、お金を使った教育プログラムでどんな成果があったのか、など積極的にリアルに、オープンにしていきたいと思います。

お楽しみに!

筆者:照井 翔登(ShotoTerui)
秋田県横手市出身。中学高校生時代に地元秋田の大人から様々な学びの機会提供を受け、教育による地域の未来づくりを志す。2015年照井デザイン事務所を創業。同年地域クラウドファンディングFAAVO参画、2018年株式会社CAMPFIREにM&Aと同時に転籍、地域領域を統括し2020年2021年グループMVP獲得。2021年株式会社NOWMOを共同創業。NPO法人Yokotter理事、中小企業基盤整備機構中小企業アドバイザー、中小企業庁事業中小企業119専門家なども務める。

株式会社NOWMO
https://www.nowmo.jp/

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