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【団地あるきの想い出】ひばりが丘団地

こんにちは。団地愛好家のちえのわです。
10数年前から大阪で団地の写真を撮りはじめ、その活動がきっかけで夫と知り合い結婚、同時に東京で団地暮らしをはじめて早くも10年が過ぎました。

これまで「団地あるき」というタイトルでブログやTumblrを更新してきました。今回新たにnoteで「団地あるきの想い出」というシリーズで、これまでに訪れた団地のことを書いていきたいと思っています。(ちゃんと続けたい。。)


ひばりが丘団地は建て替え中の2011年9月に訪問しました。

シリーズ第1弾のひばりが丘団地は、東京都西東京市と東久留米市にあったUR(旧日本住宅公団)の団地です。建て替え後の敷地はURが管理するひばりが丘パークヒルズと民間マンションに変わりました。

団地を撮影するようになってからは関東で最初に訪問した団地です。また、夫と2人で最初に行った団地でもあります。

当時、私は大阪に住んでいました。建て替えが進行中で早く行かなければと思っていたので、初の関東遠征の際にこの団地は外せませんでした。

当時のUR賃貸住宅のCMは、建て替え後のひばりが丘パークヒルズがロケ地でした。クラムボンファンの私は、mitoさんが手掛けた曲が流れるCMだからとても気に入っていて、CMのロケ地をぜひ見たいとも思っていました。

そのころは基本フィルムカメラでしか写真を撮影しなかったので、あまり枚数は撮れていません。
バスを降りて、まずは保存されることになったスターハウスに向かったようです。

そしてCMのロケ地のひばりが丘パークヒルズのエリアへ。建て替え後も成熟した緑があふれる空間だったので感激しました。

それから板状住棟があるエリアを通って、特に見ておきたかったテラスハウスのエリアに向かいました。

期待していた通りのゆったりした心地よい空間。2階建ての団地と古いブランコを見たときに、私が幼少の頃に住んでいた昭和28年築の公務員住宅(板状住棟の2階建て)でのことを思い出しました。

ひばりが丘団地は、現在上映中の映画「雨を告げる漂流団地」のモデルだそうです。

この映画を公開直後に映画館で観ました。話で聞いていた通り、団地の描写がリアルに再現されていて、オープニングの部分など特に劇場のスクリーンで観ておいてよかったと思いました。

団地描写について、詳しくは映画の団地監修をされた照井啓太さんのサイト「公団ウォーカー」のコンテンツでご確認ください。

この映画や上のコンテンツなどを見たあとに、自分が過去に撮った写真も見直して余韻に浸り、そして今回記事にして整理してみようと思ったわけです。

舞台となる住棟は4階建てが5階建てにアレンジされています。オープニングの小道を走り抜けるシーン映像などを見たとき、建て替え完了前では最初で最後の訪問となったその日の散策を思い出しました。雨が多い9月なのに、その日は天気が良かったことなども。

映画では団地の給水塔も出てきますが、給水塔はひばりが丘団地にあった形状ではなく、とっくり型のものが描かれています。

とっくり型の給水塔といえば多摩川住宅が有名です。次の「団地あるきの想い出」は多摩川住宅について書きたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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