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#架空小説書き出し まとめ4
Twitterで #架空小説書き出し というものにハマっていろいろ書いてます。
またまた5作たまったので、今回もコメントつきでまとめたいと思います!
星は僕らと星との間の幾重もの空気の層のゆらぎによって瞬くそうだ。君の輝きもきっとそういう類のもので、本当のところ、君の姿は僕には見えていなかったのかもしれない。
星ってまっすぐにひかっているはずなのに、地球からみるとちかちかと瞬いてみえる。それが一層、星というものを美しくしているように感じます。
カレンダーの下半分を乱暴に引きちぎった。18日。自分の寿命はここまでだ。
終わりを決めるとなんだか少しだけ胸のすく思いがした。
がんじがらめになって動けなくなっても、ここまでだ、と、終わりを決めたら逆に動けるような気がします。自分に課した猶予の中でどれほどのことができるのでしょうか。
「パンダのしっぽって黒色?」
岩井は答えを求めて俺の瞳を覗き込んでいる。
「白」
俺は幼い頃に読んだ図鑑を思い出した。
「じゃあ、私のしっぽの色は?」
「は?」
意図が掴めず聞き返すと、岩井は笑ってごまかした。寂しそうな顔をしていた、ような気がした。
可愛い話が書きたかったんです。掛け合いが多いので文字数との戦いでした。タイトルもツイート上では字数の関係で『アニマル』だったのですが、もっとポップなタイトルがいいなということで、これにしました。
目的地についていないのにも関わらず、電車はゆっくりと止まった。間もなくして車内アナウンスが響く。
「運転を見合わせます」
先程まで困惑の表情を浮かべていた乗客たちは各々動き出す。
私はマッチングアプリを開いて、先方に間に合わないことを伝えた。
電車の運転見合わせって本当に突然起こりますよね。それが、すぐ終わるのか、終わらないのか、それすらも分からないまま、車内アナウンスに耳を傾けて待ちます。ほかの乗客の動きも描写したかったんですが、書ききれませんでした。マッチングアプリのお相手は、待ってくれるのか、くれないのか。主人公の恋の行方は?
「もう、ついていけない」
そう言われたのは、来月の記念日に結婚を申し込もうとしていた矢先だった。
交際は、順調だったはずだ。置いていったつもりもなかった。むしろ、今この場に取り残されていたのは僕だった。
本当は上手くいっていないのに、自分だけが上手くいっていると思い込んでいること、ありますよね。そんな彼のお話です。タイトルにとても悩んで、チャットGPTと会話しながら考えました。
いかがでしたでしょうか。今回は様々な色の物語が揃いましたね。お気に入りは狐につままれた!です。あなたのお気に入りはありますか?
また5作たまったらご紹介しますね。
それでは。
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