人間関係攻略法
最近チャットをやってみて、一つ攻略法を見つけたので共有する。
チャットはランダムに選ばれた見知らぬ誰かと匿名で会話できるサービスだ。
チャットにいかがわしいイメージを持たれる人もいるだろう。
たしかに不埒な輩もおり、治安がいいとは言い難い。
しかし、チャットは人間関係における仮説を立て、短時間で検証するのにもってこいのツールだったりするのだ。
会話を盛り上げるには相手から具体的なエピソードを引き出せねばならない。
どういった話題を振ればいいのか、検証を重ねた。
「あなたが今一番欲しいものは？」
「ゆで卵は好きか？」
「今日は何をしているのか？」
「最近のマイブームは？」
盛り上がらない。無難な回答しか得られない。
空気が白け、相手がすぐに退室してしまう。
試行を続け、必勝法を見つけた。
「ヤバい人はいましたか？」だ。
チャットをしていると、100％と言っていいほどヤバい奴に出くわす。
いわば、共通の敵である。
ヤバい人という話題は、誰もが具体的なエピソードを持ち、プライベートな話でもないので、誰でも気軽に話しやすい分、面白いように話が弾むのである。
自分から具体的な一例「セックス連呼するやついるよね」とか言っておけば、「いる！」「他にもこんなやついた！」と会話に繋がる。
ヤバい奴ストックができていく。「こんな人がいたらしいですよ」と次の人に話を振ることができる。
途中「あなたはまともな人で助かる」と言っておけば、仮想の敵より優位に振る舞おうと勝手に相手の態度も良くなる。
このようにチャットを使い、コミュニケーションの模擬演習を行えば、現実にも応用ができるのではないだろうか。
自分なりの発見は自信になり、人に話したくなるものだ。人とうまく喋れない、人と話すのが不得意な人は、まずはチャットで成功体験を積むのも一つの手段かと思う。
本日のお留守番は平和だったので、最近の発見を共有させていただいた。
こんな話をして大丈夫だろうかという一抹の不安があるが‥‥。
新しい暮らし方の提案という括りで捉えて頂いたら幸いである。
本日のお留守担当みささんでした。
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