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怒りの感情の欠落

夏休みから学童保育の先生をし始めて、
「強く言ってやって下さい」と言われる。
リーダーの先生ほどそれができるのだ。

私の子どもは女の子二人。怒った事がない。
楽でいい子だったのか。
男の子の毎日繰り広げられるバトル。
聞くと戯れあってるだけの遊びだったりするけど、
安全や行儀のためには叱らなければならない。

私には怒りの感情がない。
我慢しているのではなく湧かない。

と、娘に話すと、
「1回ブチ切れられたことがあって忘れらない。」
と話すので、そのくらいなら丁度いいか。

下の娘は幼児期は大変だった。
言葉がでないのに我が強くよく泣く。
だけど怒れなった。
また、その生まれる前から反抗期娘が言う
「手のかかる子ほどいい子に育ったでしょう。」
って。
二人の娘は、今の所、どこに出しても恥ずかしくない、
いや連れて回りたい
ほどいい子になった。
親ガチャならぬ子ガチャがよかったのかもしれない。

子育て期、私は生命力が無く、娘達からもらっていた。

欠伸がうつるというのがあるが、動物でもあって、仲がいいほど、うつるそうだ。
生命力、感情は家族の中で感染するのだろう。

怒りの感情が湧かないのは、
私の心の歪みの一つじゃないかと思う。
本当に辛い時苦しい時悲しい時怖い時泣かないできた。
まあそういう事も他の皆さんも経験あるだろう。

でも更年期に入り、イライラは覚えた。
ハタと気づくと一人でイライラしているのだ。
誰とも接してないのに、一時間半とかひとりでイライラしてる事に気づくと、
時間をすごく損した気分になる。
薬を飲むと実際治るからだ。
それも生命力がついたのかなぁと思っている。

それより喧嘩できるくらいの人が欲しいかもしれない。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?