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お彼岸だし、夫の死を振り返る

秋のお彼岸がやってきました。

夫がいなくなってから、この手の日を意識して迎えるようになりました。それまでは、お盆だって気にしたことはありませんでした。

このタイミングに、夫との死別による経験を記録し始めたいと思います。

夫とは、2017年12月5日にお別れしました。57歳。上行結腸がんでした。闘病は2年。短い闘病期間でした。

最後の入院は、同年11月18日。全身の痛みに耐えられず、緩和治療を受けるためでした。まさか、家に帰ることなく亡くなるとは、担当医も予想できなかったことでした。年明け・・・桜は見られないかも・・・というのが、担当医、そしてセカンドオピニオンの医師両方の見立てでした。

でも、年を越す事は叶いませんでした。

夫は、落語番組のプロデュースの仕事をしていました。死後しばらくして、夫のWikipediaを発見。どなたかが作ってくれたようです。ありがとうございます。夫の仕事ことは、そちらをご覧くださればと思います。概ね、正しいことが書かれています。(演出・プロデュースした番組は、もっとたくさんありますが)

夫との思い出話や、闘病に関する事を書くつもりは、あまりありません。ひょっとしたら思い出して書きたくなって、センチメンタルな記事も書くかもしれませんが、出来る限り、そのような感情に引っ張られた内容にならないようにしたいと思っています。

夫が死んだ後、残された人間にとっては大変なことも多かったので、その時に体験した気持ちや情報を共有できたらと思います。どこかの誰かに、少しでも役に立てるなら、幸甚です。

死別なんて、ピンと来ない方もたくさんいらっしゃると思いますが、頭の片隅に「そう言えば、こんなこと言ってた人がいたな〜」程度でも残していただけたらと思っておりますので、どうぞお見知り置きを。

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