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Twitter Spaces(スペース)から、mocri(もくり)へ移りそうな話

2021年の夏頃から、Twitterに新たに実装されたSpaces(スペース)で毎晩のように定期的にトーク部屋を開いて、夜な夜な空間共有をしている。
人と接する機会がガクンと減った昨今、音声だけでも交流できるSpacesはコミュニケーションツールとしてかなり役立っている。
話しだしたら止まりそうに無いので、平日は2時間と時間を区切り、話の途中でも叩き切るようにして運用していた。

Twitter Spaces(スペース)

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/spaces

実装当時は条件が整わないと存在すら分からない状態だったが、2021年末の時点では、ほぼ全てのユーザーがTwitter公式アプリ上でトークを開設できるようになっている。
なお、鍵アカウントはトークの開設はできない(参加はできる)。

4ヶ月位毎日のように使って感じてることは以下のような感じ。

良い点:Twitterユーザーならすぐ楽しめる

Twitterを使っていれば使える機能であり、新たに準備する必要も無く、手軽にトークが出来るという点では高評価であった。

良い点:トーク中なのが分かる

トークが開設されていると、公式アプリでは上部にアイコンが並ぶ。トーク中のユーザーはアイコンに紫色の枠が付き、タップすると参加中のトークルームへ誘導される。(まぁそれが不快だというケースもちょいちょい見かけますがw

不便な点:結構不安定

入室してきたユーザーの情報がちゃんと反映されなかったり、発言権を付与してるのに通知が相手に行かない、入っても声がでない、聞こえないということが結構頻繁におきがち。

※2021年12月現在、Android版アプリでスピーカーになると、Bluetoothイヤホンが機能しなくなり、端末本体でしか話せなくなる不具合が起きているので、会話するのを目的としたスペースに入れずにいます。

不便な点:ホストが発言権管理をしないといけない

部屋を開いたホストか、ホストが2名まで任命できる共同ホストでないと、発言権が渡せない。
スピーカーが限られている発信系のスペースならそれでいいんだけど、仲間内で話をしたいだけの場合、面倒である。

良くも不便な点:フルオープン///

トークルームを作ると、アプリ上部でフォロワーにまず通知される。参加者のフォロワーにも通知される。
トークルーム作りましたよ、とツイートしようものなら不特定多数にキャッチされる。
気がついたら身に覚えのないユーザーがリスニングしてはる、ってことも結構ある。

不便な点:テキストや画像の共有がその場で出来ない

トークに特化した機能なので、話の中で写真で示したいときって結構あるんですが、できない。
ので、ツイートしてそれをSpacesに共有する、という手順を踏む必要がある。Spacesの参加者にはそれでいいんだけど、参加してない人にはTLに画像流れてきて、はて?となるときがある。

不便な点:アプリでしか使えない

ブラウザ版のTwitterからは、リスニングしか出来ない。地味に不便。

mocri(もくり)

Spacesの良いところ不便なところってのを感じつつ使っていたのだが、ある時、TLに「mocriでフリースペース開いてるよ」というツイートが流れてきた。
クリエイターさんの中で結構広まっているツールらしいのだが、私は初めて遭遇。なんだこれはと早速使ってみたら、Spacesで不便だなと思っていたところが殆ど解消されるツールで大変気に入ったw

mocriの画面(ブラウザ版)

とりあえず使ってみての感想

  • アカウント作らなあかんね(SNS連携でアカウント作れる)

  • 入退室の音がちゃんと鳴るw

  • 入室したらスピーカー権限ついてる(つけなくも出来る)

  • ブラウザでも話せるのすごい

  • ちゃんと設定してれば知らん人が入ってくるみたいなことは起きない

  • 広く呼び込むこと(20人まで)も、メンバー限定しても利用できる

  • 写真の共有で無駄にツイートする必要が無い(しかも最長24hで消える)

  • 鍵アカの人でも開設できる

  • 会話できない場所にいても、チャットで参加できる

  • ホストが回線落ちしても部屋が生きてる!

Spacesでうう~~んと思っていたところがほぼクリアされている。しかも安定している。今日なんか5時間ぐらい開きっぱなしにしてたけどアプリ落ちたりしなかった(何時間やってんだよw)。

町田的比較表

というわけで、私の視点での両者の比較をまとめてみた。

mocriは、共同作業の支援ツールというコンセプトからか、時間と付き合っている感がある。画面上には経過時間が常に表示されているし、「集中モード」というものがあり、集中する時間・休憩する時間をそれぞれ設定して、みんなで集中して作業して、休憩タイミングでちょっと雑談して、、みたいなことが出来るのも良いと思う。

Spacesも悪くはない。Twitterの機能として組み込まれているだけあって、誘う際に手間がかからないしね。スピーカーが限られてて、聴かせるタイプのには向いてる気はする。暫くはSpacesだけでなく、mocriも使ってみようかなーと思っている。

特にmocriをオススメしたいひと

どっちも一緒じゃん、公式アプリで十分だって人はそれでいいんですけど、その中でも特にあなたはスペースよりもくりのほうが向いてますよって人はこちらになります。

気がついたらついつい何時間もトークしがちな人

話がどんどん続いて、人が入れ代わり立ち代わりで話題が尽きなくて、うっかり何時間もやりがちな人は、時間が見えるもくりがおすすめですw

管理がめんどくさい人

会話するスペースの場合、入ってきた人にスピーカー権限渡すのがめんどくさい。別のことしながら話してたら入室に気づかなかったりね。よく待たせてました。すみません。

移動中にトークルーム開きたい人

何度かテストしてみて、移動中も通話出来ることは確認しています。
ホストとしても何度か試しましたが、移動中にスピーカー権限を渡すなどの管理作業は出来るけど、いろんな面でお勧めできないな……というのが結論です。
移動中に電波状況悪くなったりするとスペースだと部屋ごと落ちてしまって、参加してる人が蹴り出されてしまいますが、もくりは部屋が保持されます。

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4ヶ月ほど、毎日のようにスペース開いて使ってた上で、私が感じる良い部分、危険な部分を比較した結果です。騙されたと思って、もくり、使ってみて下さいw

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