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本を読んだ:ばら色の京都、あま色の東京
暮しの手帖の編集長はまだ松浦弥太郎さんだと思っていたのですが、この本を読んで澤田康彦さんという方に代わったんだと知って、さらに最近また編集長が代わったと知ったり、澤田さんの奥様は本上まなみさんなんだ、と驚いたり、「暮らし」じゃなくて「暮し」なんだと知ってまたまた驚いたり、この本を読んでみて色々な驚きを受けました。
暮しの手帖は、たまーに本屋でちょっとのぞき見するくらいで、買ったことは1〜2回くらいでしょうか。こんなにていねいで、美しい暮しができたら、世界は変わるんだろうなと思いながらも、ほとんど実践できず(実践しても長くは続かない)日々は過ぎていきます。
澤田さんは滋賀の出身の方のようです。表紙は鴨川。京都は慕情的な要素が強い印象があります。東京にはない風景が多いような気がします。
編集の仕事というのは、職場で少しかじった程度の経験はありますが、楽しいこと2、大変なこと8くらいの割合かなと勝手に感じていました。暮らしの手帖は、もっと楽しいことが多そうだけど、大変の深度はより大きいのだろうなと想像してしまいます。
この本はエッセイ集ですが、なんか、家族と仕事への関わり方がステキだなと思いました。きっと並々ならぬ苦労と努力はあったのでしょうが、いい時間・いい人生を過ごしているのだなと感心しました。
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