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2020年3月2日の手帖

最近、moondogをよく聴いています。盲目のミュージシャンで、とても不思議で心地よいリズムを醸し出す音を作ります。よく全ての楽器は打楽器だ、という話がありますが、moondogの曲には、これを体現しているかのような感じです。声や鳴き声さえも秀逸に取り込んでしまい、トリコになってしまいます。

雨だったり、どんよりした気候の時に聴くと何だか癒されます。今日は朝からどんよりしていて、また寒さがぶり返してきたので、スゥっと身体に染みこんできました。そんな1日の始まりでした。

今日の1枚は、ミナ ペルホネンの「つづく」という、最近までやっていた展示で撮ったものです。最近、日本の展示会でも写真を撮れるものが少しづつ増えてきたように思います。そんなに行ってないけど。規制するより、開放して広げる方がいいと思っているのか、著作とか自分だけのもの、という感覚よりは共有しようよという精神が育ってきたのか。でも結局はその場にいかないと、その空気感はわからないと思うので、やっぱり現場が大事だと思います。これからもいつまでも。


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