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おひとりさまの生命保険

先日、亡くなった父の実家を訪問してきました。

葬儀参列のお礼ともう一つの理由。
それは、真のおひとりさまになってしまう私の緊急連絡先になってもらえないか、というお願い。
そして、父を受取人にしてあった生命保険の新たな受取人になってもらえないか、というお願いをしに行くためでした。

生命保険は不要?

真のおひとりさまですから、死亡保障のみの生命保険は不要です。
なので、職場で加入した掛け捨てタイプの生命保険は既に解約してあります。
しかし、解約せずに残したい生命保険が二つあります。
一つは60歳まで生きれば生存給付金が受け取れるタイプのもの、もう一つは要介護状態になった時に自分で受け取れるタイプのものです。
要するに、年金がわりになるものと介護保険がわりになるものを、自分の老後のために残そうということです。
解約することも検討しましたが、低解約返戻金型の保険なので、今解約するとかなりの損失が生じてしまいます。
ならば残して、退職後の年金の補填として、また要介護時に使えるものとして受け取ろうという結論に至りました。

二親等以内の親族がいない…

保険会社に相談したところ、二親等以内の受取人がいない場合、全くの他人でもよいとのことですが、そんなことを頼める人もおらず、頼めるとしたら四親等にあたるいとこのみ(三親等のおじおばもいますが、いずれも高齢)。
私の本籍地でもある父の実家に住むいとこ、父の長兄の長男さんにお願いすることにしました。
電話で概略をお話ししてから訪問しましたが、快諾してもらい、ホッと安心しました。
今日、保険会社から変更手続きの書類が送られてきました。
週末に記入して、手続きを進めようと思っています。

これからは増えるケース

ちなみに、保険会社に相談した際に、三親等以上の親戚の他、親しい友だち、変わったところではお世話になっているお寺さんにお願いする例などがあると聞きました。
一人っ子で独身ならば、普通に考えられるケースです。これからはこういうケースが増えるのではないでしょうか。

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