見出し画像

Day29 自分にとっての幸せはどんな状態か

 皆さんこんにちは、霜月です!
 いよいよ「 #1ヶ月書くチャレンジ 」も明日が最終回となります。全力で駆け抜けますよー!

 今回のお題は、「自分にとっての幸せはどんな状態か」です。
 また難しいテーマが来ましたね。
 今回も頭をフル回転させて、答えを一つ弾き出しました。

 私にとっての幸せな状態、それは、「大切な人とご飯を食べているとき」です。大切な人とは、家族や友達です。

 食事の時間は、大切な人との団欒の時間です。時に賑やかに、時に穏やかに過ぎる時間は、私にとっては尊いものです。
 まあ、もともと食べるのが好きって言うのもあるんですが。

 どうしてこういう考えに至ったかも説明していきましょう。

 私は、大学生の時に難病を発症し、その影響で何度も入退院を繰り返してきました。
 入院はいつも2~3ヶ月ほどかかり、また、一時帰宅のチャンスが巡ってくることも少なかったです。外に出られず、家族とも決まった時間しか会えない日が続くのは、結構きつかったです。
 そして、食事。
 当然、病院食を食べることになるのですが、これが美味しくない。
 私の入院していた病院の食事は、他の病院よりマシらしいのですが、それでも病院食は病院食。
 しかも、一人で食べるので、寂しいし味気なかったです。

 そんな苦行の日々が終わりを告げ、家に帰れた日、母は、私の好きな料理を作ってくれました。
 それを食べて、驚いたのです。
 いつも通りの好きな味なのに、いつもより美味しく感じたのです。
 また、家族のお喋りを聞いていると、胸が温かくなりました。
 そう、私は、家族との食事に幸せを感じていたのです。

 次はいつ、どんなきっかけで入院になるかわからない日々は今も続いています。
 それに、両親は老いてきて、確実に寿命に向かって進んでいます。
 いつか、今の食事の時間は必ず無くなってしまうのです。
 でも、だからこそ、身近な、大切な人との温かい食事の時間がどれほどありがたいものかを知ることができたので、そこだけは良かったのでしょう。

 これからも、そういう身近な幸せに目を向けられるようになりたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?