バイク乗りのバァさんに私はなる!
オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ
先日、車を運転していた私は助手席の次男に
私:「なぁなぁ、バアサンになっても
XELVIS(ゼルビス)(33年間、相棒の私のバイク)に乗ってたい!
って父ちゃん(夫)に言うたら、
カブにしとき!(訳:カブにしなさい)言われてんで~。」
(カブの優秀さが驚異的なのは知っている)
次男:「そら、そうやろ。」
私:「ちょっと想像してみて。
ヨボヨボでヨタついて歩くバァサンになった私が
辛そうに「ううっ…」とかうめきながら
スーパーから出てきてな、
XELVIS(ゼルビス)に跨った途端、
背中がシャキーン!と伸びて
華麗なライディングで走り去るねん!
どう?
もぉぉぉーっ
メッチャかっこ良くない?
そんなバアサンに私はなりたいっ!」
買い物客に注目浴びまくり
騒然とするスーパーの駐車場。
そんな光景が脳内劇場で流れ、
鼻の穴が膨らむ鈴扇。
そんな私のドヤ顔を見て、スタバのコーヒーでむせ返る次男。
★まぁ、あくまで私の脳内妄想の老後でした。
170kgそこそこの今の相棒(ゼルビス)をバァさんになっても
余裕で取り回して引き起こせるかと言うと… ねぇ。
爺さん婆さんの運転する車が
大きな事故を引き起こすニュースを見る度
よっしゃ、自分は大丈夫!なんて謎の自信を持たず
早めに免許返納せなアカンなぁと夫婦で話しております。
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