声大をきく、でも自分は声が小さくなります。

声が大きくならない。物心ついたときはかなり声が大きかったらしい。小学校高学年に上がって環境が変わったことでいつの間にか声が出なくなったことをよく覚えている。
高学年に上がると先生が体育祭、音楽会で声を大きくと指摘する。自分はそれがえらい苦手だった。言われれば言われるほど声が小さくなる。最終的には苦手な先生に見られてると妄想するだけで声が出ない。かすり声すら出ない。初めの文字が思い浮かばなくなり発生のはじめの音が難しくなる。頭の中で簡単な単語が出てこないので会話ができない。といったパニック症状みたいなのが出てくる。
その先生が見ていないときは簡単に出てくる言葉、簡単に話せる友達と。でもその先生がいると感じただけで声がきゅっとなって体がこわばっていたのをよく覚えている。もちろん挙動も発生もおかしいのでより目をつけられて監視されていた記憶。先生も私が苦手なだけで人としてダメなところがあるわけではないので最終的には褒めてくれたりしたが、あとから疲れが出て来たなあ。

そんなこんなでもう大きくなって今は遠い思い出。。




で終わってることもなく、しっかりと今も症状は持続中。誰も私のことを見ていないような環境や何を言ってもいい、一人で発表する場ならいいのだが、誰かが私を見ているという環境が本当に今もだめだ。というよりかは悪化している。バイト中での支障があまりにも大きい。もう少し声を大きく。この言葉が私のトラウマを呼び出すのだろうか。余計に声が出ない。何も指摘されないような個室での接客なら大丈夫なのだが、見られてるとなると、どもるどもる。手も震えるしうまくいかない。
精神科だの心療内科だのも全く信用ならない。どうせ行っても私程度の症状なら何も治療されない気がする。



あー結局一人が誰にも迷惑かけないし一番だなあ。実家でもどもりで迷惑かけたしなあ。誰かといると自分の雰囲気を隠さないといけないから疲れてしまうよね。相手のめんどくさいにならないようにしないといけないのって私の中ではかなり大変。

一人暮らしの安心感が私を救っているよ。誰が悪いわけではなく私の気質だからむずかしいところだね。



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