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白馬クリテリウム
お久しぶりになってしまいました。
皆様お元気でしたか。福田です。
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コース:長野県北安曇野郡白馬村飯森
距離:1.6km
(Day1は9周回、Day2は20分+3周回)
標高差1.5m
総距離は短く、いつも参加させていただいている闇練の半分ほど。しかしながらその分インターバルもきつく、DNFする選手も多いコースである。
準備
これまでの自分のレースを振り返ってみると、明らかな準備不足が多すぎた。シューズのインソールを忘れたり、そもそもインターバルがきついレースにも関わらず、いつもと同じ練習をしていたり…。
それを踏まえた上で今回のレースでは以下のような対策を講じた。
練習:タバタ、2分走や5分走etc…
薬系:ブーストショット、オキシアップ、2RUN、PRローションetc…
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白馬クリテの1ヶ月前ほど前から十三峠の入り口でシモジマンさんの動画を見ながらメニューをこなしていた。
正直もっと早くこの練習をやっていればよかったと後悔している。
レース前日には縄跳びをして心拍を上げておいた。
また、薬系に関しては後輩のそらまめに教えてもらったのだが、教えてくれた全てに理論付けられており、今回のレースで本当に活用してよかったと思う。
ありがとう、マージナルゲイン。
Day1
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今回のレースは準備を怠らずに自分史上完璧な仕上がりだった。
小西と2人で試走をしていたが、相変わらず道が荒い。特にイン側に砂が浮いている箇所があり、走るたびに肝を冷やしていた記憶がある。
観戦している時に、クラス1の選手たちのコーナリングスピードがとても速かったのだが、あの砂を踏んでいたのだろうか…。そうなるとすごい技術と度胸である。
その日のエントリー表を見ていると3Aと3Bの両方に名前があった。どちらに出走するのかを確認するのに手間取ってしまい、バイクチェックは時間ギリギリ、並ぶのも後方になってしまった。
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「しっかり準備したのになんでこうなるのだろう…。」とレース前早々に萎えてしまったが、自分自身がこの1ヶ月頑張ってきたので諦めずに気持ちを切り替えた。
私が両日出走した3AではiRCのパレード走行が一周回あり、後ろスタートの場合はその間に前に出る必要がある。
パレード走行中になんとか一番前にあがり、スタートが切られた1周目。
せっかく一番前にあがったが、2周目に入る頃には後ろに下がってしまい、反対に同大学の金田くんがいい位置に上がっていく。
しかも、この周はめちゃくちゃペースが速く、気持ちは焦るがなかなか前に出られない。
そのまま5周目に突入するが、S字コーナーの立ち上がりでチェーン落ちをし、どんどん離されていく。
集団からは千切れてしまったので、完走を目標に走ることに。
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東海大の市川選手、立命館大の森内選手、近大の綿元選手とローテを回しながら完走を目指す。
最終周には市川選手が抜け出してホームストレートに向かうが、死に物狂いで踏み直して11位でフィニッシュ。
市川選手はレース3日前?に落車して足を怪我していたようで、万全の状態だったら普通に負けていたのだろうなと思う。
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その日の夜には旅館で美味しいご飯をいただき、現地の温泉に浸かり、金田くんとそらまめに薬物漬けにされ1日を終えた。
Day2
同じレースにはしたくないと誓った2日目。
前日とは違い、バイクチェックも迅速に済ませて大産大組で前方を固めた。
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素敵なお写真を撮っていただき、ありがとうございます。
パレード走行が終わりリアルスタートが切られる。
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前半は私を含めた5人くらいでローテを回す。本当にこのコースは前にいると楽だと実感できた時間である。
そして18分経過時点、またチェーンが落ちてしまう。触ってもそんな伸びてる印象なかったやけど…。そしてそのまま後ろに下がってしまう。
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前に上がる力も残ってなくてそのまま日大の中竹選手と3周を走り切った。
最後の直線、彼に話しかけた。
ワイ「ええ引きやった!最後やからスプリント勝負や!」
中竹選手「おう!ええで!!」
離れていく中竹選手。千切れていくワイ。
本当にこういうところである。13位という結果だったが、最後の最後まで中途半端な順位で終わるのが自分らしいなと思っていた。
というわけで就活も始まるので代替わりということになった。
私の代は3人しかおらず、そのうちの2人は幽霊部員。
しかも部の練習もコロナの影響で全く行っておらず、先輩との面識もほとんどなかった。
そんな中、いつも一緒にいたのが梶塚やそらまめだった。
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今思えばこの2人がいたことで救われた面は多くあったし、そもそもこの2人がいなかったらサイクリング部に入ってなかっただろう。
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サイクリング部に入り、小西達とも出会い、神宮や白馬など、沢山の思い出を作ることができた。これは間違いなくお金で買うことができない貴重な経験だったし、面倒なことも多かったが、振り返ってみると良い思い出だった。
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去年の白馬ではテントもなく、レース以外でも直射日光で死にそうになっていた。
しかし、今年は新しい一年生のおかげで、テントや椅子もあってアップのローラーも快適にすることができた。
良いことはそれだけではない。金田くんのお母さんにはたくさんの素敵な写真も撮っていただけたし、運転などのサポートもしていただけた。
その節は本当にありがとうございました。
長々と書いてきましたが、要するに何が言いたかったのかというと、次の世代が羨ましいなと思ってます。
今回の白馬クリテでは昇格した子もいれば、表彰状を取った学生も多くいます。
私自身、これからの大産大は強豪として名乗りを挙げて行ってもおかしくないと思っています。
メンバーも優しい子たちばかりで、不甲斐ない私にも着いてきてくれた良い子たちばかりです。
けれど、私自身はこの白馬クリテをラストにしようと考えていたので、ここで身を引くこととします。
これからも成長していく大産大サイクリング部を陰ながら応援してます。
最後はらしくないことを書いてしまいましたが、読んでくれた皆さんありがとうございました。
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