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必要なのはチャレンジ精神。失敗も成功も楽しめる人と一緒に働きたい

『国境の先に、新常識を。』の実現に突き進むNOVARCA。その要である、グローバルプラットフォーム開発への挑戦をリードする二人にCSO倉澤がインタビュー。NOVARCAへの参画の経緯から、プロダクト開発にかける想い、普段のNOVARCA社員の様子などについて語っています。


ゼロからのスタートに魅力を感じた

倉澤 お二人は、なぜNOVARCAに入社を決意されたのでしょうか。

取締役CSO 倉澤 朋也

大学卒業後、トランスコスモス株式会社に入社。経営企画部門にて新規事業のグローバルEC事業の立ち上げやM&A業務に従事。 2018年9月に株式会社NOVARCAの越境EC推進室長として参画。2018年10月にソリューション事業本部 越境EC事業部長、同社執行役員に就任。2020年7月に経営管理本部長、2020年11月に同社取締役に就任。コーポレートガバナンスやファイナンス、経営企画、戦略人事などを管掌後、2023年1月より取締役CSOに就任。

三枝 NOVARCAを知ったのは、前職の上司が(NOVARCAの)CEOの濵野さんと以前一緒に仕事をしていて、それでご紹介いただいたというのがきっかけです。

そのときは転職活動終盤ですでに他社より内定を頂いており、翌1月から働き出すという状況でした。その会社は、生活インフラ領域で事業を展開している非常に安定した会社だったのですが、濵野さんとの面談で改めてスタートアップ企業のスピード感、グローバルプロダクト開発への挑戦機会に魅了を感じるとともに、まだエンジニアが少なくこれから開発組織を構築するというフェーズに興味を惹かれました。

執行役員CTO プラットフォーム開発本部 本部長 三枝 由幸

21歳で独学でプログラミングを学び、エンジニアキャリアをスタート。 自社サービス開発、大手ポータルサイトシステム開発、ソーシャルゲーム開発、越境ECサービス開発等様々なシステム開発を経験したのち、プライム上場企業での開発部長、スタートアップ企業でのVPoE、開発部長等を務めた後、2023年1月に株式会社NOVARCAに入社し、システム開発部部長に就任。 2023年7月よりシステム開発本部長に就任し、NOVARCAでグローバルサービスシステムの開発に向けた組織構築、開発プロセス整備に取り組んでいる。2024年1月より、新設されたプロダクト開発とシステム開発を統合したプラットフォーム開発本部の本部長に就任。2024年4月より執行役員CTOを務める。

倉澤 開発チームをほぼゼロから作り上げていく状態でしたが、その点はどう考えていましたか?

三枝 ゼロから開発組織を作るというのは「成果を上げることができるか?」という観点で難易度が高いチャレンジと考えていました。しかしグローバルプロダクトの開発組織を作ることへの挑戦は、今NOVARCAでしか得られない経験であると共に、友人のエンジニアが業務委託での支援を約束してくれていたので、挑戦することにしました。

鈴木 僕は、元々スタートアップ企業でCTOとして働いていました。ソーシャルコマースをやっていましたが、閉塞感を感じていました。ちょうどそのタイミングでスカウティング会社に声を掛けていただいたんです。

話を聞くと、前職とほぼ似たビジネスモデルなのにすごく好調で、しかも開発部門をゼロから立ち上げるタイミングだったことに魅力を感じて入社を決めました。

プラットフォーム開発本部 ASEANプロダクト開発部 テックリード 鈴木 修一

2009年より楽天に入社し9年間勤務。API開発チームのエンジニアリーダーおよび、会員プラットフォームグループのマネージャーとして、楽天グループのプラットフォームシステムの開発に携わる。 その後株式会社ファイブニーズで開発部長、株式会社NodeでCTO、株式会社KOLテクノロジーズでCTOを経て、2023年4月に株式会社NOVARCAに入社。テックリードを務める。

倉澤 お二人は、当社以外にも入社を検討した会社はあったのでしょうか。

三枝 NOVARCA以外に3社からオファーがあり、いずれも開発組織の立ち上げやマネジメントのお話だったのですが、グローバルプロダクトの開発にチャレンジしたいという気持ちがあったので、NOVARCAを選びました。

鈴木 前職時代にシリコンバレーの会社を手伝っていて、そちらからもお誘いがありました。かなり前向きに考えていたのですが、よりサービス開発に関われそうな当社を選択したという感じです。

チャレンジ意欲が湧き上がるプロジェクト

倉澤 現在携わっているプロジェクトについて教えてください。

三枝 現在は、主にASEAN向けのソーシャルコマースプロダクトを開発しています。単純に物販やECというビジネスモデルではなく、アフィリエイトモデルを取り込んだ形であるところがポイントです。

日本向けではなく海外ユーザーに向けたプロダクト開発というところが、今までの経験とはまったく違うものだと感じています。

一番の違いは、具体的な仕様ですね。現地に行って現地のユーザーや企業とコミュニケーションを取ると、商習慣が日本と異なる部分が多いんです。こういうことが必要なんだ、こういうことはできないんだということを、リーガルな部分も含めて現地の情報をキャッチアップして答えを出していくことが重要です。

その上で、どんなチーム作りをするかが重要な取り組みでもありますし、楽しみな部分でもあります。価値のあるグローバルプロダクトを作るためのチーム作りは、非常にチャレンジ意欲が湧き上がりますね。

現地セラーと日本メーカーにとって有益なプロダクトを作りたい

倉澤 今、お二人が挑戦しているプロダクトは、最先端の中国やこれから伸びてくる東南アジアという大きな市場を見据えており、期待値の高い領域でのプロダクト開発になっていると思っています。

そのなかで開発チームをゼロから立ち上げること、そして集めたメンバーをまとめるというのは、いくらプロフェッショナルと言えども難しい部分があると思います。

また、マーケットを知るということも一筋縄ではいきません。最初に開発するプロダクトのターゲットであったベトナムにも、事業開発チームとプロダクト開発チームで行きました。やはり、マーケットを意識するためには、実際に現地に行って見ることは大事なことだと思います。

そのプロダクトにより、誰が満足できるのか、社会に対してどのようなインパクトを与えられると考えていますか?

鈴木 身近なところでは、現地で商品を紹介して売り上げを上げているセラーという方々に大きな価値が提供できると思います。

これまではセラーの方々が、日本から実際に商品を仕入れて、在庫リスクを抱えながら物販を行っていました。しかし、我々の開発したプロダクトを使用することで、ローリスクで活動が行えることが最大のメリットかなと思っています。

セラーのみなさん、特にインフルエンサーさんは、モノを売るというよりは情報を発信するのが一番のスペシャリティだと思うので、そちらに専念できるようになるのではないでしょうか。

将来的な視点では、多くのセラーの方々をコミュニティ化することで、日本のメーカーが中国や東南アジアに販路を拡大したいというときに、我々のプロダクトを通じた販売経路を提案できるようになります。結果的に、日本の製品を世界に発信することができるようになると考えております。

三枝 今当社が取り組んでいるソーシャルコマースは、ECの世界を変えるものだと思っています。

現在のECは各国ごとに閉じた世界で、かなり大きな市場になっています。これが国境を越えて展開したいというときに、我々のプロダクトを通じて、物流がよりスムーズになります。当社のミッションである「国境の先に新常識を」が、より現実化されるはずです。

具体的には、国外で販売されている商品をより手軽に購入できるようになったり、適正在庫、適正生産といった社会課題の解決にもつながっていきます。

単純に個人が働いてお金を儲けるという目的ではないところで、社会貢献といった価値を生み出せるというのが、とても意味があることだと感じています。

倉澤 当社プラットフォームの社会的価値は、モノを通じてさまざまな人の生活を豊かにすることだと思っています。質の高い日本の商品を、アジアの方々にも手軽に安心して購入できるというのはとても大事なことです。

究極的には、日本のブランドや商品だけではなく、韓国や中国、アメリカといったさまざまな国の商品を通じて、あらゆる国のよい製品を、誰もが手軽に手に入れられて、生活を豊かにするというコンセプトが、当社プラットフォームの考え方だと思っています。

風通しのよさがNOVARCAのいいところ

倉澤 NOVARCAのエンジニアとして、働きやすさややりがいという点ではどのように感じていますか?

三枝 個人的には、自分が開発組織の構築にチャレンジする延長上で、社会に貢献できるという点にやりがいを感じています。もちろん、開発したプロダクトが経済活動のなかでマネーを得ていくことは大事なことですし価値のあることですが、グローバルに通用するプロダクト開発であったり、そのプロダクトが使われた結果として、日本のGDPの向上に貢献できる可能性があるというところに、大きな価値を感じています。

鈴木 僕は、事業側と密接にコミュニケーションを取りながら一緒にサービスを作っていけるというところに一番やりがいを感じています。それと、リモートワーク中心というところが働きやすいですね。

倉澤 お二人とも入社して1年ほどですが、純粋にNOVARCAの好きなところはどんなところでしょう。

三枝 風通しがめちゃくちゃいいところですね。誰がどんな話しをしてもNGがないということはとても感じています。僕が経験した上場企業ですと、論点として上げるだけで切れられるということもありました。しかしNOVARCAでは、いい話も悪い話も上層部がしっかりと聞く耳を持っているのが好きなところですね。

倉澤 その点では、経営陣全体として、「みんなで会社を創っている」という意識が強いからかなと思っています。トップダウンのこともあればボトムアップの場合もありますが、どんどん意見が欲しいというのが本音です。それらをひとつの意見として取り入れて、みんなでブラッシュアップしていくというのは、カルチャーとしてあります。

鈴木 当社は一応スタートアップですけど、スタートアップ特有のガツガツした印象がそこまでないところですね(笑)。和気藹々という言葉が当てはまるでしょうか。前職では、みんな数字のプレッシャーに追われて、鬼気迫る雰囲気で仕事をしていたんですけど、NOVARCAにはその感じがなくて、働きやすいなと思っています。

倉澤 経営目線でいえば、今は価値作りにこだわっているフェーズだからかなと思います。業績を達成するというフェーズもあれば、価値作りをするフェーズもあって、今は後者をすごく意識しています。そういった意味では、価値作りにもっとガツガツしたい(笑)。

オンラインもオフラインも大切に

倉澤 当社はリモートワークがメインとなっていますが、メンバーとのコミュニケーションという点ではどう感じていますか?

三枝 リモートワークOKというだけで、会社に来るのも自由なんですよね。僕は週2、3日は出社していますが、毎日出社しているメンバーもいますし、開発メンバー全員週に1回以上は出社しています。

一方、オンラインのコミュニケーションも、月曜日に15分の全社会があったり、金曜日にはハッピーフライデーとしてお酒を飲んだりしながら、オンラインとオフラインでワイワイやったりしています。

そういう、他部署との接点が割と多くあるというのは、この会社の特徴的な部分かなと思います。

倉澤 オンラインももちろんですけど、オフラインも大切にしています。

三枝 業務後に飲みに行くということも結構ありますしね。

倉澤 ちょっと多すぎる感じもしますけどね(笑)。

三枝 飲みに行っていたら、ほかの場所で飲んでいたメンバーがあとから合流するなんてこともありますね。そんなこと、ここ10年ありませんでしたよ(笑)。

倉澤 リモートワークのいいところもありますが、オフラインの重要性というものをわかってもらいたいという気持ちはありますね。オフラインが楽しければ「私も今日は会社行ってみよう」と思うかもしれない。

オンラインとオフラインのどちらを選んでもいい自由度がありながら、オフラインは重要視するというのは、オールハンズの全社合宿など、結構創業初期段階からこだわっていたことかなと思います。

チャレンジを楽しめる人がフィットする

倉澤 三枝さんはシステムの開発責任者、鈴木さんは技術のリードという観点から、どのような人と一緒に働きたいと思っていますか?

三枝 当社の開発では、リーンの考え方を大切にしています。当社のような「事業を作ることができるスタートアップ企業」でのプロダクト開発は、要件定義されたものを開発するのではなく、要件定義をしながら開発するスピード感が必要です。グローバルプロダクトの開発は非常に不確実性が高い領域あり、ひたすら市場から情報を集めた上でアウトプットし、ユーザーからフィードバックを得てプロダクトの改善を行い続けることが必要になります。それができる組織はそれだけで価値があると思うので、本当に価値のあるプロダクト開発にチャレンジしたいと思っている人がいいですね。

また、自己実現も大事ですが、会社としてチームとしてなすべきことにベクトルを向けられる人が、フィットするのではないかと思います。

鈴木 今はChatGPTをはじめ、新しいツールやサービスがどんどん出てきて、変革の時期を迎えていると思います。そのような新しい技術を使った開発の生産性向上や、チャレンジを楽しめる人が来てくれたらうれしいかなと思います。

倉澤 経営者目線で言うと、一緒に失敗をして、最後に成功を勝ち取れる人。逆に言えば、小さい失敗の中で次の成功を生むという行為の繰り返しに対して、一緒に楽しめる人がいいなと思っています。失敗を共有したり、楽しめない人は、やはり辛くなってしまうと思うんです。

当社には「Challenge Boldly with Deep Thinking」というバリューがありますが、要は、いくらでも大胆に挑戦できることがNOVARCAの強みでもあるということ。それを活かせる人というのがぜひ欲しい人材ですね。


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