マガジンのカバー画像

神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

1,218
本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

村上靖彦『客観性の落とし穴』

☆mediopos3239  2023.9.30 とりわけここ数年の コロナ禍や恐るべきワクチン薬害という だれ…

KAZE
7か月前
31

成田悠輔「未来の超克 連載第二十六回 中期の豊穣、または大仏インターフェイス」(…

☆mediopos3238  2023.9.29 『文學界』で二〇二一年三月号から連載されている 成田悠輔「未…

KAZE
7か月前
40

安藤礼二『井筒俊彦 起源の哲学』/安藤礼二「空海 連載第十二回 第八章「平城」」

☆mediopos3237  2023.9.28 『折口信夫』(二〇一四年) 『大拙』(二〇一八年)に続き 安藤…

KAZE
7か月前
36

今福龍太「仮面考11 ポスト・フェストゥムの仮面」 (「すばる」)/木村敏『時間と…

☆mediopos3236  2023.9.27 今福龍太の「仮面考」(「すばる」)の連載については mediopos…

KAZE
7か月前
20

G.K.チェスタトン『聖トマス・アクィナス』/山本芳久『トマス・アクィナス――理…

☆mediopos3235  2023.9.26 トマス・アクィナスは四十八歳のとき それまで書き続けてきた 『…

KAZE
7か月前
21

坂部恵『モデルニテ・バロック―現代精神史序説』/『坂部恵―精神史の水脈を汲む』/…

☆mediopos3234  2023.9.25 「はじめにことばがあった」 その「ことば」は「神」であり 「…

KAZE
7か月前
19

河路由佳『日本語はしたたかで奥が深い/くせ者の言語と出会った〈外国人〉の系譜』

☆mediopos3233  2023.9.24 ひとくちに日本語といっても これが日本語だといえるような日本語を ぼく自身使えているわけではない ぼくは日本語以外に ある程度満足に使える言語を持たないけれど その日本語でさえも たしかに使えているとはつゆほども思えないので これが日本語だと言えるような 日本語話者=使用者であるとはいえないだろうし 現代の日本語といわれている言語も 原型としては現在に連続しているものの 表記法のなかった時代から その後漢字が導入され

村中直人「苦痛神話」(群像 2023年10月号)/村中直人『〈叱る依存〉がとまらない』

☆mediopos3232  2023.9.23 人間には生まれ持った 「処罰欲求」があるという 「規律違反を…

KAZE
7か月前
22

澤田直『フェルナンド・ペソア伝/異名者たちの迷路』/澤田直×山本貴光「人はなぜペ…

☆mediopos3231  2023.9.22 澤田直の『フェルナンド・ペソア伝』が 刊行されたのを記念して…

KAZE
7か月前
31

稲垣諭「連載「くぐり抜け」の哲学13マイクロ・カインドネスを信じる」(群像 2023…

☆mediopos3230  2023.9.21 稲垣諭の「群像」での連載 「「くぐり抜け」の哲学」が 今回の第…

KAZE
7か月前
29

伊藤亜紗「一番身近な物体」

☆mediopos3229  2023.9.20 朝日出版社ウェブマガジン「あさひてらす」で 伊藤亜紗の「一番…

KAZE
7か月前
25

座談会 永井玲衣×冨岡薫×三浦隼暉「なぜわたしたちは哲学できないのか」(「すばる…

☆mediopos3228  2023.9.19 池田晶子は自分を「文筆家」と称し 哲学者と自称してはいなかっ…

KAZE
7か月前
39

ボリス・グロイス『ケアの哲学』

☆mediopos3227  2023.9.18 著者のボリス・グロイスによれば わたしたちは「物理的身体」だ…

KAZE
7か月前
27

尼ヶ﨑彬『ことばと身体』/永井玲衣「世界の適切な保存⑱適切な説明」

☆mediopos3226  2023.9.17 昨日のmdiopos3225(2023.9.16)で 「身体」と「言葉」についてとりあげたが そのことを少し視点をかえて考えてみたい 「群像」で永井玲衣が連載している 「世界の適切な保存」の今月号(10月)のテーマが 「適切な説明」だが ひとに「適切な説明」をするということ あるいは誰かからの「適切な説明」を 「理解」できるということは どういうことなのだろうか 逆にいえば「適切な説明」ができない あるいはそれが「理解