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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2023年6月の記事一覧

志村真幸『未完の天才 南方熊楠』

☆mediopos-3147  2023.6.30 牧野富太郎は熊楠への追悼文のなかで 厳しい言葉を投げかけてい…

KAZE
10か月前
32

矢倉英隆『免疫から哲学としての科学へ』

☆mediopos-3146  2023.6.29 著者は免疫学を30年以上研究し その研究生活が終わろうとしたと…

KAZE
10か月前
30

戸井田道三『生きることに○×はない』

☆mediopos-3145  2023.6.28 在野の哲学者・戸井田道三の 青少年向けの自伝的エッセイである…

KAZE
10か月前
38

阿部卓也『杉浦康平と写植の時代/光学技術と日本語のデザイン』/書評:宮地知「写真…

☆mediopos-3144  2023.6.27 雑誌『遊』及び工作舎の関係で 杉浦康平とそのブックデザインに…

KAZE
10か月前
29

小林康夫『存在とは何か/〈私〉という神秘』/谷口義明『宇宙・0・無限大』

☆mediopos-3143  2023.6.26 素朴実在論的な意味では 物質的な宇宙には ゼロも無限大も存在…

KAZE
10か月前
27

スティーブン・ジョンソン『音楽は絶望に寄り添う/ショスタコーヴィチはなぜ人の心を…

☆mediopos-3142  2023.6.25 ぼくはある意味で 音楽に救われてきたといっても過言ではない …

KAZE
10か月前
24

あなたの「道」は、わたしには見えない:文化人類学者・古川不可知との対話から」(コクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT)

☆mediopos-3141  2023.6.24 mediopos-3133(2023.6.16)でとりあげた コクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT」の Webサイトに掲載されている 文化人類学者・古川不可知との対話より 立ち現れとしての「道」について 古川氏の「道の人類学」の関連では以下の通り これまで2回ほどその論考や著書をとりあげたことがある mediopos-2284(2021.2.16)でとりあげた 「天候のなかに線を描く/ ティム・インゴルドの歩行

ボブ・ディラン『ソングの哲学』

☆mediopos-3140  2023.6.23 ラジオから流れてくる音楽を ほとんどジャンル・フリーで聴き始…

KAZE
10か月前
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仲野徹「こんな座右の銘は好かん!第14回あきらめない」(Web「みんなのミシマガジ…

☆mediopos-3139  2023.6.22 「みんなのミシマガジン」で連載されている 仲野徹「こんな座右…

KAZE
10か月前
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四方田犬彦『いまだ人生を語らず』/吉田健一『思い出すままに』/水原紫苑『春日井建…

☆mediopos-3138  2023.6.21 エッセイ集『人、中年に到る』から13年後の2023年 1953年生まれ…

KAZE
10か月前
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吉田菊次郎『日本人の愛したお菓子たち/明治から現代へ』

☆mediopos-3137  2023.6.20 著者の吉田菊次郎は1944年生まれ 祖父の代からお菓子屋を生業と…

KAZE
10か月前
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陳春成『夜の潜水艦』

☆mediopos-3136  2023.6.19 小説とくに現代のそれを読むことは そんなに多くはなく しかも…

KAZE
10か月前
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千葉聡『招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠』

☆mediopos-3135  2023.6.18 本書の表紙の中央には 「ベダリアテントウ」のイラストが描かれ…

KAZE
10か月前
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森田真生「子どものように考える 第1回」(「みんなのミシマガジン」連載)/鎌田東二『翁童論/子どもと老人の精神誌』(翁童論1)

☆mediopos-3134  2023.6.17 「みんなのミシマガジン」で 森田真生「子どものように考える」の 連載が始まっている(2023.06.16) 「子どもたちのいのちは新しい」とあるが その新しさは古くから続くものに支えられ 「その来歴は、古く、懐かしい場所へと通じている」 そして「新しさと古さは本来、 矛盾し合うのではなく、支え合」っている 河合隼雄が『子どもの宇宙』のなかで述べているように 「老人と子どもとは不思議な親近性」があり 下西風澄も示唆して