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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2023年2月の記事一覧

小津夜景・須藤岳史『なしのたわむれ/古典と古楽をめぐる手紙』

☆mediopos-3025  2023.2.28 フランス・ニース在住の俳人 小津夜景(おづ・やけい)と オラ…

KAZE
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『MONKEY vol. 29 特集:天才のB面』(SPRING2023)(スイッチ・パブリッシング )

☆mediopos-3024  2023.2.27 「B面」といわれて A面に対するレコードの「B面」として じ…

KAZE
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ヌッチョ・オルディネ『無用の効用』

☆mediopos-3023  2023.2.26 「無用の効用」を解いている本書について あえて説明などいら…

KAZE
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戸谷洋志『友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観』

☆mediopos-3022  2023.2.25 友情とはなにか 友情と友愛は似ていて 現在では区別しにくく…

KAZE
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筒井康隆・蓮實重彦『笑犬楼vs.偽伯爵』

☆mediopos-3021  2023.2.24 なんと 筒井康隆と蓮實重彦の対話 そして往復書簡である 興味…

KAZE
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岩切正一郎「文字の渚」〜第1回「錬金術」(春秋社のwebマガジン「はるとあき」)/…

☆mediopos-3020  2023.2.23 フランス文学研究者の岩切正一郎による 「文字の渚」という連…

KAZE
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仲野徹「こんな座右の銘は好かん!」(「みんなのミシマガジン」連載記事より)

☆mediopos-3019  2023.2.22 「みんなのミシマガジン」に 仲野徹「こんな座右の銘は好かん!」が連載されている 筆者は生命科学の研究に携わってこられた方で かつて「座右の銘は銘々に」という連載があり好評だったが その連載の最後に  座右の銘はない――石毛直道(文化人類学者) あたりをもってきていたように そろそろタネがつきかけたものの 編集者からの促しもあり その続篇として「こんな座右の銘は好かん!」を 全15回にわたり連載中とのこと(現在10回

永井玲衣「世界の適切な保存 ⑪哲学モメント」(「群像 2023年 03 月号」)

☆mediopos-3018  2023.2.21 それをあえて 「哲学」と呼ぶ必要もないかもしれないが 「よ…

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山田英春『ストーンヘンジ ――巨石文化の歴史と謎』/ルドルフ・シュタイナー「儀式…

☆mediopos-3017  2023.2.20 ロンドンの西方・ソールズベリー平原にある 巨石建造物「スト…

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オルダス・ハクスレー『永遠の哲学―究極のリアリティ』

☆mediopos-3016  2023.2.19 人は人 永遠は永遠 たとえ 「汝はそれなり」だとしても 人と…

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モーテン・H・クリスチャンセン・ニック・チェイター『言語はこうして生まれる/「即…

☆mediopos-3015  2023.2.18 言語はどのようにして生まれるのか それについて長年の研究の…

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石井美保・岩谷彩子・金谷美和・河西瑛里子編 『官能の人類学―感覚論的転回を超えて…

☆mediopos-3014  2023.2.17 ひとは「からだ」をもって生まれてくる 「からだ」のなかに入…

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田中貴子『いちにち、古典/〈とき〉をめぐる日本文学誌 』 /益田勝実『火山列島の思…

☆mediopos-3013  2023.2.16 『鏡花と怪異』や『外法と愛法の中世』等の著書のある 田中貴…

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岡﨑乾二郎『絵画の素──TOPICA PICTUS』/《対談》<絵画の素>の味──岡﨑乾二郎 × 三輪健仁[『図書』]

☆mediopos-3012  2023.2.15 岡﨑乾二郎『絵画の素──TOPICA PICTUS』は 77編の比較的短めのエッセイと 絵画や彫刻等の「参照作品」の図版 そして自身のシリーズ作品《TOPICA PICTUS》が 「三体問題」となって 「考えたり、ものを作ったりする「きっかけ」」 「本当の意味での「種」や「素」、エッセンス」が 「創作物を生成させる」こと いわば〈創作の秘密〉を垣間見せてくれる そんな至福の時間を与えてくれる 「三体問題」とはポアンカ