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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2022年3月の記事一覧

佐野 元春『ザ・ソングライターズ』/星野源「ばらばら」

☆mediopos2692  2022.3.31 佐野元春が約四年にわたって 母校立教大学での公開講座という形…

KAZE
2年前
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山竹伸二『共感の正体 : つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか 』

☆mediopos2691  2022.3.30 共感はよいことなのか そうではないのか その問いは 善と悪への…

KAZE
2年前
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河野 哲也『間合い: 生態学的現象学の探究』(知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承…

☆mediopos2690  2022.3.29 少し前のmediopos2683(2022.3.22)では 「かたちとリズム」につ…

KAZE
2年前
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ノーマン・コーン『新版 魔女狩りの社会史』

☆mediopos2689  2022.3.28 ヨーロッパ中世の「魔女狩り」というと 過去に起こった愚かな事…

KAZE
2年前
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栗原康×松村圭一郎×森元斎(構成・辻本力)鼎談「アナキズム会議」(文學界(2022年4…

☆mediopos2688  2022.3.27 大逆事件で処刑された幸徳秋水の生まれた 高知県の中村(現在の…

KAZE
2年前
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黒崎 宏『「絶対矛盾的自己同一」とは何か/続・「西田哲学」演習』

☆mediopos2687  2022.3.26 黒崎宏といえば ウィトゲンシュタイン研究だが その研究がユニー…

KAZE
2年前
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崔 相龍(小倉紀蔵/監訳) 『中庸民主主義 /ミーノクラシーの政治思想 』

☆mediopos2686  2022.3.25 まさにいまこそ 中庸民主主義(ミーノクラシー)が 政治に生かされなければならないが 現状はそこから激しく逸脱している その逸脱を加速させているのが あまりにも偏向しているメディアである 現代においてもっとも中庸から遠いのが 政治であり科学であり 教育であり医療である ということに気づくのは 少しでも意識的になればむずかしくない それにもかかわらず 多くのひとが それらの逸脱に気づかず それらを疑わないがゆえの逸脱を 逸

千葉 雅也『現代思想入門』

☆mediopos2685  2022.3.24 私たちはモダン(近代)の後の ポスト・モダンの さらに後の ポ…

KAZE
2年前
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河合隼雄『夢・神話・物語と日本人: エラノス会議講演録』/河合隼雄『宗教と科学の接…

☆mediopos2684  2022.3.23 河合隼雄には井筒俊彦のように エラノス会議での講演録がある …

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2年前
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柳澤桂子『リズムの生物学』/中村雄二郎『かたちのオディッセイ』/三木成夫『三木成…

☆mediopos2683  2022.3.22 地球上のあらゆる生物は 太陽の光・月の満ち欠け・潮の流れに同…

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2年前
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池田 清彦『病院に行かない生き方』

☆mediopos2682  2022.3.21 職場では「定期健康診断」が 法律で義務づけられていて 年度末に…

KAZE
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ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』

☆mediopos2681  2022.3.20 「言語が違えば、世界も違って見える」のは 私たちの社会の言語…

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鶴見明世・藤村龍生『スピリチュアル・コード──鶴見明世のシャーマン世界』

☆mediopos2680  2022.3.19 占いの原理については興味があるが とくにじぶんで占いはしない …

KAZE
2年前
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藤原辰史・伊藤亜紗「「ふれる、もれる」社会をどうつくる? 」 (ちゃぶ台7)

☆mediopos2679  2022.3.18 道徳と倫理は 同じような意味で 使われることが多いが 似ているようで異なっている 道徳は外から与えられるが 倫理は内から育てられるからだ 「倫理」という言葉も たとえば「内なる知恵」のように 表現されたほうが誤解を避けられる 道徳はそうした「内なる知恵」が 固定化されピン留めされた標本のようなものだ この藤原辰史・伊藤亜紗の対談でも 「道徳からどう逃れるのか」が 重要なテーマとなっているという 「道徳はわかりやすく