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ムンドペケーノ

飛行機もだいぶ乗り慣れた。
もうかれこれ30回以上は乗っていると思う、いやもっとあるかもしれない。

ずっとエコノミーだけど。笑

「いつかはビジネスクラスに」とか、「ファーストクラスで優雅に空の旅を楽しみたい!」ってずっと思っていた。


「世界中を飛び回っている自分を想像する」だけでワクワクする。

どんな飛行機に乗って、どんな機内食が出るんだろうか?
リクライニングや座り心地が良くて、ぐっすり寝れるんだろうか?
誰か知らない隣の乗客と他愛のない会話をして楽しめているのだろうか?
自分好みのCAがいるんだろうか?
機内ではどんな映画が観れて、ゲームができるのだろうか?
空港内の飲食店ってどんなに美味しいものがあるんだろうか?

こんなことを想像するだけでもただただ楽しい。

まさか40代になって、持ち家がなく、独り身なのに、こんなにも自由に、行きたい場所にいき、やりたいことをするってことが仕事になると思っていなかった。

そこには時給とか月収という「概念」はもはやない。
それに「働いている」という感覚すらない。

むしろ「遊んでいる」というのか、それとも「空の旅」をしているという感覚が正しいのかもしれない。もっと言葉を選ばずに昭和的にいうと「ちゃらんぽらん」が当てはまるのかもしれない。

もはや自分の実家は「地球」って言った方がいいのかもしれない。

気づいたら知らないうちに英語が喋れているし、まだ見ぬ世界をいつも楽しみにしている。一昔前の自分だったら、「他人の目」を気にしていて「良い人」でいようと立ち振る舞っていたけど、今じゃそんなことはない。

心の底から湧き水のように溢れ出てくる喜びや楽しみが顔に滲み出ていて、「いつも楽しそうにしてるね」とか「幸せそうだね」って言われる。

仕方ないよね、だって楽しいし、この状態が幸せなんだもん。

自慢するとかマウントを取るとかじゃなく、自分の魂が喜んでいることが自分がしているってことに満足感を覚えているし、その心地よさを満たそうと常に新しい場所や新しいこと、新しい出会いをしようと動いているだけだから。

それに一昔前なら「お金があったら…」とか「お金がないからどうせ俺には…」って消極的になってたけど、今じゃそんなことは全然気にしていない。

むしろ空を旅しているから、通帳記入すらできてないから残高がいくらあるかわかっていない。それだけお金に困っているという状態じゃなくなっていることが不思議に思っているくらい。

でもそれも、宇宙の預託口座に潤沢にお金が貯まっていることを知っているからで、こうして楽しんでいることでその恩恵を受けているからなんだと思う。

自分が世界中を飛び回り、学びそして知り得たことを皆さんにシェアしていることで、皆さんにとっても良くなって欲しいし、皆さんにとってもっと楽しい人生を創造して欲しいと心から願っているから。

そのためには自分がまずは楽しむこと。それが道標になっているのならこの上ないありがたいことだと思っている。

多くの航空会社がよくしてくれているおかげて、この空の旅も充実していて、その空の旅の情報をこうして皆さんにお伝えできていることに感謝したいし、まだまだ言ったことない場所、足を踏み入れたことのない国に連れて行って欲しいなって思っている。


自転車で1時間かかって10キロ先に着くとき、飛行機はあっという間に数百キロをサクッと飛んでしまう。

飛行機のおかげで世界との距離はどんどん近く、さらにどんどん狭くなっていく。世界は広いのは確か。でもそれ以上に飛行機のおかげで世界はもっと身近に「なっているのも確かだ。

MUNDO PEQUENO.


最後まで読んでいただきありがとうございます!