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スピンオフ記事|「Joga!」の裏側

こんにちは!

まだ第1話を読んでいない方、有料記事ということもあって、どんな物語か気になっている方もいるんじゃないでしょうか?

今日は、僕が書いているフットバレーの短編小説「Joga!」のスピンオフ記事として、執筆の背景やキャラクターたちの成長、ストーリーのテーマについてお話ししたいと思います。

この物語は、主人公・イッサがどのようにしてフットバレーの世界に飛び込むのか、その背景やキャラクターたちの成長がどのように描かれるのか、イッサというキャラクターを通じてフットバレーの魅力や挑戦、成長を描いていますが、今回はその舞台裏やキャラクターたちについて掘り下げていきます。


じゃあ、初めていきましょう!
さあ、一緒に物語の裏側を探っていきましょう!



エピソード1|執筆のきっかけ

「Joga!」を書くきっかけになったのは、ブラジルでの素晴らしい体験からでした。まだまだフットバレーの魅力を十分に理解していると思えないけど、現地の友達と一緒に楽しんだフットバレーの時間は、本当に楽しかったし、その楽しさが忘れられず、これをどうにか形にしたいと思っていました。
あの時の体験は、ただのスポーツを超えて、ブラジルのフットバレーカルチャーやコミュニティを感じるとても素晴らしい瞬間だったことは今でも鮮明に覚えています。
ブラジルでは、リオやゴイアニア、サンパウロなど、さまざまな場所でフットバレーが盛んで、その文化に触れることで、フットバレーをもっと広めたいという思いが強くなりました。

この短編小説を書くにあたって、僕が大きく影響を受けたのは、「アオアシ」や「キャプテン翼」などのサッカー漫画。
特にキャプテン翼は、世界中の若者にサッカーを始めるきっかけを与えた作品として有名です。

フットバレーも同じように、子供たちに夢を与えるスポーツとして広まってほしいなと思っています。


エピソード2|キャラクターの紹介

このストーリーで登場する主人公・イッサは、純粋で素直な少年です。
海辺の田舎町で育った彼は、サッカーに対する情熱を持ちながら、ブラジルへの強い憧れを抱いています

実はイッサの性格や趣味は、僕の思春期の自分に重ね合わせていて。
素直で純粋、兎にも角にもただただブラジルに行きたくて仕方なかった頃の僕の気持ちが強く反映されています。
しかし、サッカーからフットバレーに転向する際の葛藤や成長は、まだ実体験がないので、想像や妄想で描いていますが、将来、そういった若者たちがどうやって自分の道を切り開いていくかを描いていきたいと思っています。


そして、イッサの成長を支えるキャラクターたちも重要です。

サワキは、彼のメンター的な存在で、イッサと隼人への寄り添い方や見守り方が、育成年代の指導者にも学んでほしいポイントです。サワキの支えを受けながら、イッサはフットバレーの技術を磨いていきます。

ハヤトはサワキの甥っ子で、イッサ二つ歳下。イッサの大切なパートナー。彼は精神的に大人びていて、人の気持ちをよく理解してくれる存在です。共に成長しながら、イッサと日本を代表するダブルスパートナーに成長していくのが楽しみです。

最後にアンドレ。彼はイッサの友人でありライバルでもあります。常にイッサの目標であり、ブラジル人特有の明るさやポジティブさが彼に与える影響は大きいです。

エピソード3|ストーリーのテーマ

「Joga!」のテーマは、「挑戦」と「成長」です。

具体的な挑戦として、彼がフットバレーの基礎を学ぶ過程で直面する技術的な壁があります。僕自身がブラジルでの経験を通じて、サッカーやフットサルとは異なる新しいスキルが必要であることを実感しました。

特に、バレーボールのようなレシーブやトス、そしてヘディングやシャークと呼ばれるスパイクスキルの難しさに直面します。

初めて友人と遊んだ時、基礎練習なしで臨んだため、うまくいかないことも多かったですが、その中でも楽しい瞬間を見出しました。

成長の側面では、フットバレーがダブルスでプレーされることから、仲間との信頼や励ましが不可欠です。

特にミスをしてしまった時に、気持ちを切り替えて次のプレーに向かうことの重要性が描かれます。
「次はきっといいプレーができる」というポジティブな心持ちを持ち続けることが難しい一方で、それができると自信が身につき、仲間からの励ましがさらに嬉しいものとなります。

これらの挑戦や成長を通じて、イッサや彼の仲間たちが体験する気持ちの揺れや勇気、失敗からの立ち直り、仲間を信じ期待し続けることの大切さを、よりリアルに描いていきたいと思っています。

読者の皆さんにも身近に感じてもらい、共感を呼び起こせるストーリーを作ることが目標としています。


エピソード4|舞台設定

イッサの物語の舞台は、関東の海沿いの街です。
この場所は、フットバレーやアウチーニャが賑わい、活気あるスポーツカルチャーを育む理想的な環境として設定されています。また、私が実際に訪れたブラジルのリオデジャネイロ、ゴイアニア、サンパウロも登場し、フットバレーカルチャーのリアルな姿を読者に伝える役割を果たします。

実際の経験を通じて感じたブラジルの熱気や文化を、物語に生かしていきたいと思っています。

ブラジルのフットバレーの日常は、日本のビーチ沿いや内陸部でも応用可能であると考えています。このような設定を通じて、文化背景や行政の条例が、フットバレーの浸透にどのように寄与しているかを探ります。

ストーリーの中では、日本の条例の課題を浮き彫りにし、それに対する解決のヒントや道筋を示すことができればと思っています。


エピソード5|伝えたいメッセージ

イッサの物語を通じて伝えたいメッセージは、主に以下の3つです。

  1. 新しいことへの挑戦の大切さ: イッサがフットバレーに挑戦する過程では、未知のスキルやルールに直面します。この挑戦を通じて、成長や楽しさを実感し、やがて自分の限界を広げていく姿を描きます。読者には、初めてのことに対する恐れを乗り越える勇気を持つことの重要性を感じてもらいたいです。

  2. 一歩を踏み出す勇気: 物語の中で、イッサが周囲の期待や不安に負けずに新しい世界に飛び込む様子を描写します。この勇気が、彼の人生をどう変えていくかを示し、読者自身にも何か新しいことに挑戦する勇気を与えたいと考えています。

  3. スポーツを通じて得られる学び: フットバレーを通じてイッサが経験する友情や仲間との信頼、ミスからの立ち直りなど、スポーツがもたらす成長や人間的な学びを描きます。これらの経験が、人生の様々な局面においても活かされることを伝えたいです。


これらのメッセージは物語全体に散りばめられ、読者に感じ取ってもらえるように工夫されています。
イッサの成長物語を通じて、挑戦することの価値や、仲間との絆がどのように人生に彩りを加えるのかを共感してもらえたら嬉しいです。



ここまでがスピンオフ記事です。

イッサの成長や挑戦の物語に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ「Joga!」第1話を手に取ってみてください!

物語がさらに深まることで、あなた自身の挑戦や成長のヒントにもなるかもしれません。そして、あなたの応援がフットバレーの未来を広げる力になります。

今すぐこちらから第1話をチェックして、
イッサの物語を楽しんでください!


最後まで読んでいただきありがとうございます!