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魂のはなし…神社のはなし

神社やお寺に行って
清々しくてホッとするような守られているような
そんな感じを持ったことがありますか?
きっと多くの人が多かれ少なかれ感じた事があると思います

確かに神社は磁場の良いところに建てられています
その土地の一番気の良いところに建てられました
また結界の役割も担っています
清々しくて守られているような
落ち着く感じがするのは当たり前のことかもしれません

ですがそれだけではないのです
私たちのご先祖様が
知っていると知っていないとに関わらず
良い気を持ち寄ってできたのです
それは強制からではなく
純粋な信仰心と感謝の心が集い
その清い心の集まりが
神社の気を造ってきたのです

縄文時代から
日本人は自然はもちろんのこと
万物とご先祖様を敬ってきました
崇めてきたと言ってもいいかもしれません
その信仰心の表現として神社を造りました
そして神社やお社を大切にしてきたのです

神社は神聖な場所であると同時に
集会所であり、子供の安全な遊び場であり
災害時の避難場所であり
非常用の食料(米)を備蓄しておく場所でもありました
日本人の憩いの場でもあったのです
神社は宗教ではなく信仰心から建てられたのです

私の父は信仰心のあつい人で
毎月一日と十五日は氏神様にお参りしていました
そんな父がよく言っていた事があります
神社にお参りするときに特にタブーはないんだ
もちろん神社は神様のお住まいだから
礼儀はわきまえないといけないが
女性が月のものだからといってお参りできないこともない
そして何でもお願いしていいんだよ
神社はね(擬人化すると)
みんなのお母さんなんだから

神社には
鳥居があり
それは女性の入り口で
参道があり(産道)
お社が子宮
これを読まれているあなたも
聞いたことがあるかもしれません

母なる地球
母なる大地
母なる神社です

信仰心とは何でしょう?
それは私たちの“好き“の最上級だと思っています
例えばあなたは推しが好きすぎて
たくさん課金したり
聖地巡礼することはありませんか?
そして推しを一目見れたらと
コンサートやイベントにオシャレして
出かけると思います
それも一つの信仰心です
(ちょっと大袈裟かもしれませんが)

人には“好き“という感情がとても大事です
“好き“から色々な発展が生まれ
“好き“が“愛“に変わり喜怒哀楽を強く感じる事ができる様になり
そしてその“愛“が“感謝“へと変わります
こんな素敵な感情を味わえて“ありがとう”
日々の生活に潤いを与えてくれて“ありがとう”
その一連の心が信仰心だと思います

発端はとても小さな事だったと思います
縄文時代
生活をしていく上で大切なことを教えてくれた人
素晴らしいことを解いてくれた人
何かを発明、発見した人
もしかしたら容姿の美しい人だったかもしれません
そういう人が宇宙人だったとしても私は驚きません
そういう人たちを
好き→愛→感謝となり
その人の為のお社が神社になったのではないでしょうか

その神様のなさったことが
素晴らしければ素晴らしいほど
人気があればあるほど
そこに人々が集います
そしてその思いを共有したいと思うでしょう
そしてその思いが神社の良い気を造っていったのです
もちろん今神社にお参りしている
私たちもその気を造るのに貢献していると思います

ただその信仰心が集まって
一つの組織の様になり
ヒエラルキーが生まれ
統制される様になると
これは宗教になってきます

宗教の中でも美しい文化を創りました
宗教建築や芸術作品
私はそれらを観たり聞いたりするのが大好きですが
それは信仰心だけでもできることです
(宗教の方が大きなお金が集まりますが…ね)

宗教となると
なぜか制約が多くなるのです
洗礼を受けたら中々そこから出れないとか
複数の宗教に入れないとか
他の宗教との間で争いが起こったり…

日本人はずっと信仰心を大切にしてきました
だから様々な宗教が入ってきても
それぞれの宗教の良いところだけ受け入れて
悪いところは排除してきたのです
そしてそこから素敵な文化を発展させてきました
これは宗教を持たなかったから出来たことです

そしてその無宗教という土台が
様々な神社を建立し
そしてその神社を神聖な場所へと
引き上げていったのです
そして私たちはこれからも
神社の気を上げていく事ができるのです

信仰心はとても大切です
人生に“好き“なものがある
人生をとても豊かにしてくれます
ですがすみません
宗教はいらないですよね?

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