アーユルヴェーダ究極の浄化法

今年の年末年始は浄化に徹しようと思う。
5日〜1週間連続の神の処方バスティ(浣腸法)を施した後に
DASAMOOLA(十根)&YASTIMADHUをメイン+他のハーブにブラックソルト(硫黄成分がやや強い岩塩)を混ぜたものでNIRUHA BASTIを40分ほどやり腸内を浄化する。
それをトータル30日間施す。
これをKarma Bastiカルマバスティと呼ぶ。
(ハーブの処方は症状で変わる)

NIRUHA BASTI(煎じ液での浣腸法)はANUVASANA BASTI(ハーバルオイルでの浣腸法)と違って薬効成分を腸から吸収させるのが目的では無く、ANUVASANA BASTIの効果の効率を上げるのが主目的。
ただ、DASAMOOLAやYASTIMADHUは強壮作用のあるハーブであるのでANUVASANAほどでは無いれけど薬効的利点もある。
しかし、"神の処方オイル"のような体感は無い。

ブラックソルトに多く含まれた硫黄は剥離作用があるので腸壁にこびり付いた宿便のようなものや(宿便は無いと言う説もある)アーマ(未消化物)を剥いで排泄させる作用がある。
ただし、これは続けてはやってはならない。
硫黄は皮膚に付くと炎症を起こすし、皮膚吸収でも倦怠感が起きる恐れがある。

ブラックソルトは800mlに小スプーン半分くらい
塩の浸透圧から腸への刺激が弱くかなり馴染むけれどNIRUHA BASTIを保持する最長時間は“48分以内”と古典に記されている。

岩塩を含めたNIRUHA BASTIは予後の水分補給も大事。
特に翌朝、口内に乾きを感じる。
あと、ハチミツを入れると腸内のカファを絡め取る。

Kerala Traditional Ayurveda Research Institute
(旧アーユルヴェーダ研究所GOLA)
アーユルヴェーダスクール Tantra(日暮里)

http://www.kerala-ayurveda.jp

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