アーユルヴェーダは処方が命


私はアーユルヴェーダの教育を23年続けている。
アーユルヴェーダの本場と言われている南インド・ケララ州に13年住んで臨床に携わりながら研鑽に励んだ。

日本でアーユルヴェーダはリラクゼーションやエステの範疇に収まっているけれど、ケララ州にはインド最古のアーユルヴェーダ大学や大学病院があってあらゆる疾患に治療を施している。

アーユルヴェーダはどんな病でも症状の7割は軽減させる事が出来る。しかし、効果を決めるのは治療に使われる薬剤の処方。
正しい処方で施さなければ効果は現れない。
日本で有名なシローダラーも胡麻油では施されない。
ハーブで薬化されたオイルを使用するからこそ効果が現れる。

日本で教育を始めてからずっと処方の大切さを啓蒙して来たけれど、なんちゃってアーユルヴェーダばかり普及され続けている。
とても残念なことだ。

ホンモノを普及したい。
病に苦しむ多くの方々の苦痛を抜きたい。
この思いは私の原点
今もその情熱は冷めることなくずっと続いている。

写真:アーユルヴェーダ専門薬局で陳列されているオイル
体質・症状別に多くのオイルがある

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