開頭手術
開頭手術の流れ
頭を開ける開頭手術と聞くと、いったいどんなものかと思われる方もいるかと思いますので、全体の流れをご説明します。
脳外科の手術でもっともよく行われる、前頭側頭開頭を例に解説したいと思います。
① 皮膚を切る
この開頭では、耳の前からおでこの上に向かってカーブするように皮膚を切ります(赤い線)。
② 骨を切る
皮膚と筋肉をめくり返したら、骨を外します。骨はまず数か所穴をあけた後(青い丸)に、穴同士をカッターで切断します(赤い線)。
③ (頭の中の処置が終わったら、)骨を戻す
頭の中の操作が終わったら、骨を戻します。骨はチタンプレートという金属の器具とネジでしっかりと固定します。
④ 筋肉と皮膚を縫う
側頭筋という筋肉、皮膚の下の厚い膜(帽状腱膜)を糸で縫います。表面の皮膚はホッチキス(ステイプラー)で止めます。
よくあるご質問
続きは脳プロブレムサイトに掲載しています。
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