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サルトリバラのかしわ餅

地域で活動するひだまり楽校で、「かしわ餅づくり」が開催されました。
ひだまり楽校は、百日体操やハンドメイドなど、様々な活動を通じて地域のコミュニティを結ぶ場として親しまれています。

協力隊として着任してから毎週参加しており、今年からは運営メンバーの一員として活動しています。そんな中、次回のイベントで何を行うかの話が持ち上がり、私は「かしわ餅」を提案。

私の両親は神石高原町出身で、子供のころは夏になると毎年、祖父母の家に訪れ、祖母が作るかしわ餅を楽しみにしていました。大人になって、東京であのかしわ餅を食べたい!と思って探しても見つけることができませんでした。広島で使われているのはサルトリバラの葉であり、東京のかしわ餅とは風味や味わいが異なります。

かしわ餅に対する愛は深く(笑)、こちらに来てから、毎日のように大好きなサルトリバラのかしわ餅を購入して食べていますが、どうせなら自分で作ってみたいという思いもありの提案でした。

地域の人々から大量の葉を提供してもらい、楽校のメンバーたちは笑い声が絶えない中、手際よくかしわ餅を作り上げました。作業中は、祖母と一緒に作った時の思い出が蘇り、とても心温まる時間でした。

地域の方にサルトリバラの葉が採れる場所も教えていただき、今度は自分でもかしわ餅を作ってみようと思っています。
美味しいかしわ餅、ごちそうさまでした!

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