君の世界はどんな風に見えているのかな

今月末で娘が2歳と5ヶ月になります。
このnoteは本当は2歳の誕生日に書こうと思ってたんだけどなんやかんやとバタバタしていたらあっという間に5ヶ月経っちゃった。こうやって人は年をとっていくのだろうなぁと思いながら、第二子が生まれる前に書きたいと思って意味のわからないこのタイミングであげます。思ったときが書きどきですね！

話は戻してまだ2年。この世に生を受けてからまだ2年しか経ってないんだって考えるとなんだか怖いような不思議な気持ちになっていく。
最近の娘は、猿みたいだった髪の毛が結べるぐらいに長くなってきて、相変わらずよく食べてよく笑い。おしゃべりもとっても増えて、言葉の意味もわかってきて、歌なんて20曲ぐらい歌えるようになって（その半分はアンパンマンのキャラソン）赤ちゃんから幼児に変わってきたなあってところです。
まだ2歳なのにね。子供の成長って本当に早い。

よく娘を見てて思うことがある。
娘から見たこの世界はどんな世界なんだろう。
みんな優しくて、楽しいこといっぱいで、幸せな世界だといいなって思う。

ママはちゃんとママをやれていますか。大好きって気持ちが伝わってるといいな。このnoteもね、まだ数行なのに泣きながら書いてるんだよ。

まだ娘がお腹の中にいる頃、命がここにあるっていう実感が何もなくて私は娘をちゃんと愛せるか自信がなかった。SNSとかで見ると、大きくなってくるお腹が愛おしいだとか、エコー写真が可愛いとかそんなこと思えなくて。大丈夫かな、うまく育てられるかな、なんてそんな風に考えて過ごしてきた。でもね、こんなに毎日が楽しいのは確実に娘が生まれてきてくれたからなんだなってことはすごく思う。
保育園でお友達と遊ぶ姿にすら感動して、私の言動を真似してみたり、うまくいかないことがあると「きーーー」って叫んだり、「いや！」って言葉も増えてきたけど、そんな姿も愛おしくって可愛い。何をしてても本当に可愛い。

でもきっとそれは私の運が良かったから思える感情なんだろうなと最近すごく思う。子供の性格って本当に一人一人違くて、兄弟でも全然違うって聞くから。娘は割といい子に分類されるほうで聞き分けもいいから育てやすいと思ってて。あと、私には助けてくれる人がたくさんいて。知り合いも1人もいない田舎に引っ越してきて、子育てうまくできるかなって不安もあったけど、夫も義両親もとても優しくて、育児に協力的なんて話じゃなくてもう本当に一緒に育児を楽しんでくれてるって感じで。私が1番育児してないんじゃないかってぐらい任せっきりになることもある。

だから私はとっても運がいいなと。比較的にこの2年間、育児でイライラすることなんてなかった。娘がなにをしても、例えば牛乳をぶちまけても夫やお義母さんと笑って「ほら〜」って流せるぐらいに心に余裕がある。
多分これってワンオペだったら無理だったんじゃないかな。イライラして子供に八つ当たりしていたんじゃないかなって違う世界線の私が見えるもん。
あと義両親が本当に優しくて良かった。優しいだけじゃなくていい感じに自分と相性が良くて良かった。これも運が良いと思う。だっていくら優しくても相性が合わないと本当に負担になると思うから。

娘はおばあちゃんもおじいちゃんも大好きで。ひいおじいちゃんのことも大好きで。私の東京の実家に帰ると、そっちの家族のことも大好きで、本当に色んな人に愛されててありがたいなと感じる。みんな娘のことを愛してくれてありがとうってすごくすごく思う。

SNSを見ると同居は悪とか同居の文化は無くしたほうがいいとかそんなのが流れてくるけど、私は同居で良かったなと心から思う。でもこれも運が良いからで。誰に対して同居が良いなんて言えない。でもやっぱり子育てって一人でするには限界があると思うから、私は家に誰かいてくれるだけで安心するなって思う。まぁ家にただいるだけで育児を全くしない人がいるならワンオペのほうがいいのかもしれないけど。

子供のことを怒ってしまう、イライラしちゃうのは多分心に余裕がないから起きてしまう現象で、決してその人が子育てに向いていないわけじゃないと思う。うまくいかない子育てにぶち当たった時、一緒に子育てしてる人が隣にいて「そんな時もあるよね」って共感してくれるだけでもきっと心は救われるはず。（ただ普段一緒に子育てしてない人が同じセリフを言ったとしてもお前になにがわかるんだって思っちゃうから、一緒に子育てしてたってのが重要ポイントだけど）

だからきっと私は子育ても仕事も両立できるんだと思う。決して私の能力が高いとかそんな訳では絶対ない。こればっかりは運が良くて、周りに助けてくれる人がいるからだ。

悲しい事件が溢れてる中で、こうやって娘と家族と一緒に、笑って過ごせているのは本当に幸せなことで。でも一歩間違えたら全部他人事ではないはずで。
最近は娘だけじゃなくて、この世の子供達全員が幸せに暮らせますようになんて世界平和を願ってしまう日も多い。悲しい事件を見ると、自分に置き換えてダメージを受けて落ち込んでしまうことが多いんだけど。もちろんね、見なければいいだけの話なんだけど、そんな簡単なことでもなくて。だって知らないと対処できないから。そして、改めて意識しなおさないとどうしても日々の忙しさで子育てが蔑ろになってしまう時が絶対あるから。

私は責められない。誰のことも責められないなと思う。だから、せめて、この世のお母さんと子供達が幸せに暮らしやすい世の中になってほしいとだけ願ってしまうんだ。

私にできることは少ないのかもしれない。でも小さなことから、困っている人がいたら手を差し伸べられる人になりたい。ありがた迷惑になるのかもしれないけど、声をかけられる人になりたいなと思う。

今は少しだけ怖い世の中になっちゃったけど、また優しい世界に戻って欲しいな。でも、娘から見て幸せな世界に見えてればそれが1番だなって思うから、そんな娘の世界を作っていきたい。いつまでもあの可愛い笑顔を守れますように。ママがんばるね。