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ネギ畑の近況

こんにちは!
毎週金曜投稿と決めていたのに、今週は土曜になっちゃいました…
細々とブログを始めましたが、いつの間にか累計50いいね!をいただいたようで、意外と見てくださっている方がいることに驚きと感謝でいっぱいです。

さて、今日は珍しく林田農場の近況報告でも。
noteで日本農産を知ってくださった方は、日本農産=王越町のイメージが強いかもしれませんが、弊社の拠点農場は坂出市林田町にあります。
林田農場は王越町木沢地区にあるレモン畑から車で20分ほどのところで、青ネギをメインに栽培しています。

今日12月3日(土)の香川・坂出の天気は晴れです。
今朝は今シーズンいちばんの冷え込みで、初霜が下りました。
暖かく夏が尾を引いたかのようだった秋とは打って変わって冬は暦通りにやってきました。二十四節気で本格的に冬が始まる頃とされる”大雪”が今年は12月7日だそうで。
私は冬生まれのくせに寒い冬が大嫌いなので、12月入って早々急に寒くなってちょっとテンションが下がってます。


この季節に弊社が畑で何をやっているかというと、トンネルとネギの定植です。

トンネル

トンネルは、霜や生育不良、春先にネギ坊主が出てしまうことなど、寒さによる被害を防ぐ為に使用します。
冬場のネギ栽培にはマストアイテムです。

また、定植も12月中にいっぱい植えてしまわないと、3月頃に収穫のネギがさっぱり足りなくなってしまうので必死です。
弊社の青ネギは植え付けから収穫までがだいたい70日程度なのですが、真冬に植え付けしたものはトンネルをかけていても生育が遅く、3か月経ってもまだ収穫できないなんてこともザラです。
寒さがひどい年には、1月末に植えたネギと3月に植えたネギの収穫時期が被ったり、なんなら3月に植えたネギの方が勢いがあって収穫が早いなんてことも起きたりします。
弊社は青ネギを周年出荷しているので、生育にかかるスピードも考慮しながら、収穫が途切れることがないように逆算して植え付けをします。

ちなみにですが、ネギの植え付けは春と秋にします!
真冬に植えても生育が悪いのと同じように、真夏に植えても暑すぎて生育が悪いので、必然的に植える時期は春秋に限られてきます。(夏は伸びないどころか枯れることもあります。冬は坂出は積雪もほとんどなく寒さもたかが知れているので枯れることはありません。)
日本農産では基本的には3月~6月と、9月~12月の植え付けで予定を組んでいて、天候の都合でどうしてもその期間では予定どおり植え切れなかった時は仕方なく7月や1月まで植えます。
収穫は周年なのに植え付けは周年じゃないし、時期によって生育スピードが違ったり虫や草に負けて田んぼ一枚全滅して計画が狂ったりするので、最初の頃は植え付け計画を組むのが本当に難しくて泣きそうでした。というか泣いてました。


その他の近況というと、分析用の記録を取り始めました。
恥ずかしながら最近になって始めました。
これまでも収穫量や作業日誌等の記録はつけていたのですが、手書きの箇条書きで、単なる出荷のための記録のようなものでした。表にもなっていません。
圃場ごとの売上や経費の計算をしたり前年度と比較して分析したりするためには、時間をかけて数字を抽出して、電卓とにらめっこして、不効率極まりない状態でした。面倒だとつい後回しになって頻度もめっちゃ少なくなっちゃうし。
なので、入力すればささっと表計算に反映されるようなものを作りたいなと思って、今作っているところです。
12月中に作れたらいいな!


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