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メタバース失敗要因3選~苦いトマト畑メタバースプロジェクト失敗の教訓~

今回は「メタバース 失敗要因3選」をテーマに、私の経験から学んだ教訓を共有します。特に、私が実施したメタバースかけるマルシェ、「メタマルシェ」の事例を用いて、メタバースプロジェクトが継続せず失敗する原因を掘り下げます。


まず最初に私の考えるメタバースプロジェクト失敗要因3選をご紹介します。

失敗要因1: プロジェクトの継続性

メタバース空間の作成後、更新やイベントの実施が不足。結果として、一度作成したメタバース空間はその後活用されず、計画の継続性が失われました。
対策: 定期的な新コンテンツの追加や季節イベントの実施で活性化を図るべきでした。

失敗要因2: ユーザーの利用頻度

メタバース空間に継続的に訪れるユーザーが少ない。コミュニティやインセンティブ不足が原因で、訪問者の減少。
対策: ユーザーが継続して訪問するためのインセンティブを提供することが重要でした。

失敗要因3: マネタイズポイント

メタバース内での活動が収益化されていない。投資と活動の収益化が不明確で、事業継続が困難。
対策: イベントの有料化やスポンサーシップを通じた収益化が必要でした。

事例:Metagri研究所のトマト畑プロジェクト

2022年の8月にトマトNFTを発行し、Clusterプラットフォームでトマト畑の再現を試みました。しかし、継続的な活用計画やユーザー動員の不足、マネタイズ戦略の欠如により、計画は期待通りに進まず終了。
教訓: プロジェクト継続性の保持、ユーザーの動機づけ、マネタイズ戦略の重要性を再認識。

また、農家さんの商品をメタバースで販売する試みは、Clusterの規約上の制約により実施できませんでした。この経験から多くを学び、マネタイズの難しさはあれど、クラスターを利用する利点を見出すことが重要です。
今回の2023年12月23日実施のメタバースマルシェは、失敗の教訓を活かし、新たな試みへの一歩です。

再挑戦:メタマルシェ in AZITO

プロジェクトの継続性強化

定期的なイベントとして、2ヶ月に1回のマルシェを開催し、プロジェクトの継続性を図ります。また、新体験の提供として、メタバースならではの体験を通じて、継続的な関心を喚起。

ユーザー利用頻度の向上

参加者のフィードバック活用として、今回、20名の参加者の声を基に、PDCAサイクルを回して改善します。アンケートでの意見集約により、より魅力的なイベントを企画していきます。

マネタイズ戦略の確立

AZITOプラットフォームの活用: 2DプラットフォームAZITOを使用し、メタバース内販売を実現します。また、後払い形式の導入やECサイト連動で、新しい収益化の道を探求します。

メタバースマルシェの意義と未来

経験値の蓄積

新しい取り組みの価値: メタバースでのマルシェはまだ珍しい試み。この経験が将来的に大きな価値を生むと信じています。
失敗からの学び: 今回の試みでの失敗は、将来の成功のための貴重な学びです。

12月23日のメタバースマルシェ

12月23日の朝9時から11時、AZITOの2Dメタバースプラットフォームで開催します。 興味のある方は、ぜひお申し込みください。農家さんとテクノロジーの新たな融合を一緒に体験しましょう。

■12/23 朝9時開催! メタバースマルシェ in AZITO~次世代のお買い物体験をメタバースで!~

このメタバースマルシェは、農業と最新技術の組み合わせによって新しい価値を創造する試みです。私たちはこの挑戦を通じて、農業の未来を切り開いていきたいと考えています。メタバースの可能性を農業と組み合わせ、新しい時代の幕開けに一緒に立ち会いましょう!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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