見出し画像

web3やメタバース関連の人材育成がリスキリング助成金に該当!

厚生労働省が提供するリスキリング関連の助成金は、新しい技術革新の波に対応するための重要なプログラムです。

今回は、特にweb3、メタバース、生成AIなどの成長分野に焦点を当ます。
これらの新技術を活用している事業者にとって大きなマネタイズの機会の可能性を秘めています。


人材開発支援助成金の目的と金額規模

国として5年間で1兆円という大規模な予算を割く予定です。人材開発支援助成金の実施目的は新規事業展開やデジタル化(DX)、グリーン化に伴う人材育成をサポートです。

こちら「人材開発支援助成金」と一言で言ってもいろんなコースがあります。
・人材育成支援コース
対象: 職務に関連した知識・技能を習得させるためのOFF-JT訓練、OJT付き訓練、非正規雇用労働者を正社員化する訓練。
目的: 訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成​​。

・教育訓練休暇等付与コース
対象: 教育訓練休暇制度、長期教育訓練休暇制度、教育訓練短時間勤務等制度。
目的: 制度導入企業に対する助成​​。

・人への投資促進コース
対象: デジタル/成長分野訓練、IT分野未経験者訓練、サブスクリプション型訓練、自発的能力開発訓練、教育訓練休暇制度。
目的: 訓練経費や賃金の一部を助成​​。

・事業展開等リスキリング支援コース
対象: 新規事業立ち上げやDX化、グリーン・カーボンニュートラル化関連訓練。
目的: 訓練経費や賃金の一部を助成​​。

・建設労働者認定訓練コース
対象: 建設関連の認定訓練、訓練期間中の賃金の一部。
目的: 中小建設事業主の労働者向けの助成​​。

・建設労働者技能実習コース
対象: 建設労働者の技能向上実習、訓練期間中の賃金の一部。
目的: 中小建設事業主の労働者向けの助成​​。

・障害者職業能力開発コース
対象: 障害者の業務能力開発訓練、施設・設備の設置・運営。
目的: 障害者の職業能力開発に関する費用の助成​​。

今回は、web3やメタバースや生成AI関連に該当するだろう「事業展開等リスキリング支援コース」に絞って紹介します。

リスキリング支援コース

新規事業立ち上げやDX化、グリーン・カーボンニュートラル化関連訓練が該当します。そのため、web3やメタバースや生成AI関連のサービス構築にも該当するはずです。

制約条件と注意点

  • 研修時間: 10時間以上の研修が必要。

  • 申請手続き: 計画書の作成、社労士等の専門家のアシストが必要。

  • 実際の還元: 投資額の約6割が助成されるが、簡単には進まない場合も。

第一歩目は伴走型での仕組み作り

リスキリング関連助成金の活用は、まず熱意ある企業と共に始まります。最初の実績が出れば、その後はドミノ倒しのように効果が広がることが期待されます。こうしたプログラムのパッケージングを通じて、多くの企業に展開していくことが、物理的なビジネスやメタバースを手がける企業にとってのマネタイズポイントとなります。

具体的な活用方法

例えば、企業内でのweb3ツール導入として、オープンバッチの仕組みの活用などが挙げられます。特に、NFT活用による社員の活動証明書をブロックチェーンで可視化します。

また、メタバースは、イベントやコミュニケーションツールとして有効です。企業の販促やマーケティングにメタバースを活用し、新たなコミュニケーションの場を作り出すことで、新しい市場を開拓するチャンスが生まれます。

2024年のテーマはワークショップとセミナー

2024年は、web3やメタバースを活用した新規事業に取り組むことが大きなテーマになります。ワークショップやセミナーを通じて、新しいビジネスモデルを提案し、企業の参入を支援することが重要です。

右肩上がりの経済成長は過去のもの。レッドオーシャンから脱出し、ブルーオーシャンに入ることが必要です。リスキリング関連の助成金を活用しなければ、企業は沈んでしまう可能性があります。
新しい事業を始めることは挑戦ですが、国際的な競争で遅れをとらないためには、今から積極的に取り組むことが重要です。助成金を活用して新しい市場に挑戦し、未来への投資を行うことが、企業にとっての成功の鍵となります。

まとめ

web3やメタバースに関する具体的な事例はまだ少ないものの、新しい事業への挑戦意欲がある企業には大きなチャンスとなります。伴走型で仕組みを作ることで、新たなステージへの一歩を踏み出すことが可能です。

リスキリング関連助成金は、デジタルの新潮流に乗っていくことを目指す国の戦略の一環であり、企業が新しい時代の動きに対応し、成長を続けるための大きな支えとなるでしょう。このプログラムを活用して、新しい人材育成の道を切り開くことが、企業にとっての大きな課題であり、同時に大きなチャンスでもあります。
リスキリング関係の情報はこちらの動画がオススメです!

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?