呼吸器疾患での血ガスの見かた Part③
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呼吸器疾患での血ガスの見かた Part③


本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。

177日目を担当します、佐賀で急性期病院に勤務しています『小徹』です!

今回は、『呼吸器疾患での血ガスの見かた Part③』についてお話ししていきたいと思います!


🔳今までのシリーズのおさらい

Part①では『pH』『PaCO₂』『HCO₃-』など血ガスを理解する上で必要な単語の意味について、なるべく分かりやすくかみ砕いて解説しています!

私自身、アレルギー反応が出るほど苦手だった血ガスに関して15年間の臨床経験を交えながら記事にしています。

特に新人セラピストやこれから血ガスを勉強したい人に是非読んで欲しい内容になっていますので、興味がある方はチェックして下さい(^^♪


続いてPart②では、基礎として単語を理解が出来た次のステップとして、単語同士の関連付けを解説しています。

血ガスは一つの項目だけを見ても現象の本質は理解できません。

患者さまの内部で何が生じているかをアセスメントする上で、複数の項目の関連付けはとっても重要です!!

これらを理解出来ると、アシドーシスやアルカローシスなどの苦手な言葉の意味が見えてきますよ!

大まかな基礎力がある方は、Part②から読んで頂いても構いません★

是非チェックして見て下さい!


🔳Part③では何が分かるようになるのか?

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Part③では、いよいよ臨床的な内容に突入します!

実際の症例を提示しつつ、私なりのアセスメントを交えながら解説を行っていきたいと思います!

今まで理解を深めてきた内容を臨床ですぐに活かせるように、なるべくかみ砕いて解説していきます!


🔳「症例A」あなたならどう考える?

では、1人目の症例です!

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≪緊急搬送時の患者状況≫

意識  : JCS2桁(大声で話しかけて僅かに開眼するレベル)
体温  : 38.1度
呼吸数 : 22回/分、吸気時にやや努力的であり、浅呼吸気味
血圧  : 111/66㎜Hg

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上記情報と血ガスデータを見て、あなたならどうアセスメントしますか?
(ちなみに血ガスデータはRoom airでの測定値とします)

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🔳「症例A」私だったらこう考える!

血ガスを見る場合、私は

「今、患者さまの内部がどのような状態にあるのか?」

を先に確認します!

まずは血ガスで『pH』を確認します

この症例では、「7.201」となっています!

『pH』の正常値は、覚えていますか??

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      ・

その通り!「7.35~7.45」でしたね。

つまり、血液内は酸性に傾いているということが分かります!

この状態、何というか覚えていますか??

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そう!『アシデミア』です!

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では、『pH』が酸性に傾いた原因は何でしょうか?

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