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片麻痺患者様のADL動作獲得を目指そう!!  ~下衣着脱動作獲得に向けた思考の展開と介入の工夫~

皆さん、おはようございます!
本日も臨床BATONへお越しいただき、ありがとうございます!!!
118日目を担当させて頂きます回復期リハ病棟で働いている作業療法士の『よっしー』です。

僕のブログでは、普段の臨床で患者様が難渋しているADL動作獲得を目指して、『環境』・『行動』・『能力(身体機能)』からの視点で介入したことを情報発信させて頂いています!
同じようにADL動作の獲得を目指しているセラピストの皆さんやその先の担当患者様へ少しでも動作獲得へのきっかけになってもらえると幸いです👍

今回のテーマは『下衣着脱動作獲得に向けた思考の展開・介入の工夫』についてです。
一般的な動作指導の振り返りから、下衣着脱動作を細分化した中での考え方・実際に臨床で行っているActivity活動や介入についてお伝えしたいと思います。


☆はじめに

皆さんは『パジャマ・スウェットなどのズボン(下衣)が一人で脱ぎ履きが難しいです!』とおっしゃる患者様のリハビリを担当したことはありますか?

僕は患者様から主訴としてあまり聴くことがないです💦
なぜなら、下衣の着脱動作は日常生活でも病棟生活でも実施する回数が少ないため、必要頻度は低く、患者様からの主訴としても出てこないのではないかと思います。また、病棟生活でも看護師やケアワーカーによる援助もあり、病棟生活で困る機会が少ないと思います。

では、回復期リハ病棟から退院されて、自宅に帰られた時にはどうでしょうか??
デイサービス・デイケア・訪問リハビリ・外出など他者と関わる社会参加の場に出向くため、身だしなみとして『着替え』は必要となります!

上衣着脱については、以前のブログに記載しているので、もしよかったら参考にしてもらいたいです。

上衣・下衣着脱動作ともに、ご家族様に介助で行っていただくことも一つの手段です。
でも、少しでも御自身で出来るようになれば自尊心の維持や達成感に繋がる可能性と、ご家族様にとっては入浴時の更衣やトイレ動作時の下衣着脱など介護負担の軽減に繋がる可能性を秘めています。

是非、今回のブログを通して、皆さんと一緒に下衣着脱動作について考えたいと思います。
下衣着脱動作獲得に向けて難渋しているセラピストの皆さんや思考過程・動作指導・介入方法について悩んでいるセラピストの皆さんにお届けしたい内容となっています!!


☆片麻痺患者様の下衣着脱動作手順におけるセオリーとは

僕が片麻痺患者様に下衣着脱動作の手順を指導する場合、
『ズボンを履く時は麻痺側下肢から履く』・『ズボンを脱ぐ時は非麻痺側下肢から脱ぐ』というセオリーを基に、患者様に動作指導を行っています。

一般的な下衣着脱動作の動作手順は以下の通りです。
※今回は、麻痺側を左上下肢として記載させて頂いています。

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皆さんも下衣着脱動作の動作指導を行う際に、上記の方法に近い動作指導を行うのではないでしょうか?

しかし、臨床場面で片麻痺患者様に下衣着脱動作を行っていただくと、

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など、下衣着脱動作獲得に難渋している現象として見掛けることはないでしょうか?

ではこのような現象に対して、どのように評価や治療をされていますか?
僕が新人の時は特に動作の反復練習を繰り返して、回数をこなすことによって改善を目指していました。そして、気付いたことは、それだけでは改善に至らないこと!!

つまり、下衣着脱動作獲得を目指すために必要なことは、反復練習だけではなく、下衣着脱動作をどのように考え、どのように評価して、必要なアプローチを考えていくことが重要であると考えています。次にこの視点について、話を進めていきたいと思います!

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