運動発達過程から考える臨床とは~立位姿勢と伝い歩きから何を選択するのか?
おはようございます(^-^)本日も臨床BATONへお越しいただき、ありがとうございます。
今年も子供の野球で真っ黒に焼けてしまっている331日目担当のPTジュニアこと吉岡勇貴です(^-^)職場では出勤してくる度に黒くなっていませんか?と聞かれる事が多くなってきましたね💦
★はじめに
運動発達過程の中でつかまり立ちから伝い歩きへ移行はよく見られます。
臨床においても手すり把持での立位保持や伝い歩きはよく見かける光景ではないでしょうか。
運動発達過程での立位姿勢はワイドベースや上肢を前方へ伸ばした状態(ハイガード)であり、重心を下げた姿勢となることで安定性を保っている。
それが徐々にワイドベースがなくなり上肢を使いながら伝い歩きへと移行している傾向が多いように感じます。
そして、つかまり立ちや伝い歩きの際に臨床では車椅子や椅子からの動作がほとんどですが幼児期は床からのつかまり立ちや伝い歩きへと繋がっていくことが多くみられます。
今回は運動発達段階での立位姿勢による重心の違い・それぞれの立位姿勢の安定性において臨床でヒントになることが考えられる。伝い歩きの方法によって身体的な変化があるかどうかを考えてながら、どのようにして臨床に繋げていけるかを考えていきます。そして、その中で患者さんの状態や環境によって何を選択するのかを考えていきたいと思います。
★立位姿勢について
子供が歩くまでの時期において立位姿勢はワイドベースやハイガードといった姿勢によって立位を保っている。またはつかまり立ちといったように何かにつかまりながら立位を保持している姿が多いです。
ここから先は
2,521字
/
1画像
¥ 200
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?