大学のLGBTサークルにはいるまでの経緯

わたしは某有名私立大学のLGBTサークルには入りました。
入会するまでの紆余曲折をお話ししたいと思います。

⚫️高校卒業から出会いを求めて

女子校に通っていたわたしは高校時代から同性に目覚めていました。少し仲のいい女の子と手を繋ぐくらいしかしていなかった私は高校卒業と同時に女の子をひたすらに求めていました。

まず最初に目をつけたのがtipsyというクラブイベント。これは知る人ぞ知るというかレズビアンなら知らない人はいないパリピイベント。真夜中11:30くらいに始まり、渋谷か新宿のクラブで開催されることの多いイベント。うぶでいもっぽい19才の私はバイト帰りに背伸びをしたお洒落をして化粧を直してから参加しました。結論からいうとこのイベントの空気は私には会いませんでした。
クラスのヒエラルキー上の方の子達が集まってるようなおしゃれでハイテンションな空間に圧倒されました。至るところでお酒でべろべろになりながらキスしてる女の子たちがいました。

曲がりなりにも全うで真面目で健全な生き方をしてきた私がいままで交流してきた方々とは違う人たちがtipsyには集まってて、tipsyに出会いを求めることをやめました。
それでも出会いを求めていた私はまた別のオフ会に行きつきます。

⚫️地味なオフ会

このオフ会は主催してる人とか忘れてしまったんですが、共通の趣味のことについてテーブルごとに別れて話し合うイベントでした。ここにいて思ったのがレズビアン初心者が多いということと、みんな地味ということでした。私が言うのもなんですが、30そこそこの人が多かったけどとにかく映えないなと。30くらいは年上の余裕とか魅力とかが出てくる年で私の好きな年代なのに!会話もただただ盛り上がらず、同じテーブルに座った人の半分が黒のタートルネック(レズビアンがよくきてる服)で暗い人だったときは話盛り上げるのも大変でした。

そんなこんなでいくつかのイベントやオフ会、二丁目なども渡り歩いて出会いの難しさを痛感しました。恋人じゃなくともそこそこ真面目で勉強や仕事に励んでいて話の会うレズビアンはこの世にはいないのかともんもんとしていました。

⚫️大学のセクマイサークル発見

そんなときにいつものようにネットでLGBTコラムをスクロールしているといくつかの大学にはLGBTが集まるサークルがあるという記事を見つけました。
これに驚き、自分の大学のLGBTサークルを探してみるとツイッターでヒットしました。
ツイッターから記載のメールアドレスにすぐさま連絡して面接にこぎつけました。
その時点で大学一年生の11月になっていたけれど、遅まきながら私の通う大学のLGBTサークルには入ることになりました。

後に私はこのサークルで今の彼女と出会います🍀


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