見出し画像

フラフラするのはなぜ??【運動失調の改善】

お疲れ様です!

セラピストのはらリハです!

本日は…

手足は動くけどバランスが取れずフラフラする脳卒中後遺症とは?」について説明します

なんでフラフラするの?

手足は動くけど…

☑︎ 立つとフラフラする
☑︎ 歩く時、足を置く位置が一定ではない
☑︎ 片足立ちができない
☑︎ 手が震える
☑︎ 目眩がする

など、

動くけど、上手くバランスを取ったり、動きの調節が出来ないパターンの後遺症を『運動失調』と呼びます。

運動失調とは??

運動失調は…

「運動の協調性を失う」

ことで

「運動失調」と呼びます。

ここで言う「運動」とは…

筋肉が収縮することで関節が動くこと

を言います。

協調性」とは…

「筋肉が収縮する時の
タイミング/組み合わせ/出力
を決めること」

を言います。

これが上手くいくことで協調性(スムーズな動き)を伴った動きが出来ます。

つまり運動失調は…

筋肉を収縮するタイミングや組み合わせが合わず、スムーズな動きを失うことで、歩く時にフラフラしたり、バランスが取り難くくなると言われています。

なぜ運動失調が起きるのか??

この運動失調は、脳の中にある『小脳』と呼ばれる場所が関係していきます。

この小脳は、筋肉の収縮するタイミングや、組み合わせ、筋出力などをコントロールしています。

例を挙げると…

自転車を乗る練習をした時に、最初はうまく乗れなかったと思います。

フラフラして、何度も転びながら練習したと思います。

その状態から乗れるようになったのは、小脳が自転車に乗る為に必要な筋収縮のタイミングや組み合わせ、出力のコントロールができるようになった結果、乗れるようになったのです。

つまり、小脳が今まで覚えていた筋肉のタイミング、組み合わせ、出力のコントロールを忘れてしまった結果、運動失調と呼ばれる症状が起きてしまった訳です。

運動失調を改善させる為のリハビリとは??

理想はタイミング、組み合わせ、出力のコントロールをリハビリすることが重要ですが、なかなかリハビリの先生がいないと難しいのが現実です。

そこで、最初にやって欲しいのは『筋肉をしっかり使って筋力をつける』ことです。

筋力は小脳がコントロールすることで、強く出したり、弱く出したり、調節ができます。

なので、筋力トレーニングを行うことで、筋力のコントロールが身に付きます。

まずは、ここかスタートしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?