高強度での筋肉トレーニングは危険=脳卒中後遺症に対しする筋肉トレーニングの選び方
お疲れ様です。はらリハです。
本日は…
「高強度トレーニングと脳卒中発症のリスク」についてお伝えします。
※ 参考図書
結論
結論から言うと…
「高負荷で筋トレは脳卒中発症リスクを高める」
なので、
「持久力を高める方法」
で筋肉トレーニングを取り組みましょう。
はじめに
脳卒中は「脳の血管」が詰まったり、破れることで発症します。
心臓から血液が流れ、流れた血液は波打つように血管内を流れます。
この血流の波を最初に受け止めるのが頸動脈という大動脈です。
大動脈が十分に柔軟性が保たれ、血液が円滑に流れていれば良いのですが、生活習慣病や老化などの原因で「血管が硬化」すると、脳など細い血管へのストレスは増え、上記の「血管の問題」が生じます。
では…
「血管の硬化」
と
「筋肉トレーニング』
は関係があるのか考えていきましょう。
高強度の筋肉トレーニングが脳の血管に与える影響についての報告
国立健康栄養研究所のMiyachiらの報告では…
これらのことから
「4ヶ月の高強度トレーニングは大動脈の硬さを増加させ、その後の4ヶ月で硬さが戻ることから、大動脈の硬化は高強度トレーニングが起因する可能性がある」
と報告がありました。
早稲田大学のNakamuraらの報告では…
つまり、高強度の筋肉トレーニングは…
☑︎ 大動脈の硬さを増加さえる
☑︎ 脳の動脈の拍動を高める
可能性があることが分かります。
しかし、これらはあくまで推察であり、まだまだエビデンスとしては低く、ある程度は高強度の筋肉トレーニングが脳卒中の発症や再発リスクを高める可能性がある、というイメージを持ちながらトレーニングに取り組むことが大切です。
以下のリンクを参考に最適の運動負荷量を決めましょう
https://note.com/nou_reha_com/n/n3441696db25e
終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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