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オンライン転職活動で役に立ったモノ

無職からキャリアチェンジするために転職活動をここ数ヶ月行っておりました。転職活動はオンラインで完結することが多かったのですが、その際に色々と役に立ったサービスについてノウハウとしてまとめます。

オンライン履歴書作成サービス

オンライン転職といえども履歴書と職務経歴書はまだまだ必須な世の中でした。いくつかオンラインで履歴書を作れるサービスはあったのですが、UIがわかりやすくて、履歴書と職務経歴書が同じフォームとデータで作れるのでとても重宝しました。
履歴書と職務経歴書はPDFにしてやり取りしていて、一度も印刷はしませんでした。企業側も紙で受け取るとその後の処理が面倒なのでデータOnlyが一番だと思います。

ちなみに元採用担当の意見として、中途採用で履歴書の志望動機欄とかまで見てる人はいないと思うので空欄で良いと思います。空欄のほうが使い回せますしね。

オンライン日程調整サービス

転職活動で一番の労力を使うのが日程調整です。「ご都合の良い日程候補を3つお出し下さい」から始まる日程調整キャッチボールはこの世で一番無駄な作業だと思います。
上で紹介しているeeasyだと、URLを提示するだけで先方で調整が完了しますし、複数社並行で日程調整している場合でも「既に他で予定が入ってしまいまして・・・」が絶対に発生しません。

エージェントさん経由で選考をしていたのですが、エージェントさんに繰り返し使える調整URLをお渡ししておいて日程調整の依頼が来たら先方にURLを渡してもらうように伝えていました。そのため日程調整で労力を使うことはなく快適でした。

従業員クチコミ評価サービス

https://www.vorkers.com/

企業の採用ページやIRページ、各種ブログやメディア記事などで見られる情報はどちらかと言うとポジティブな情報が多いと思いますが、従業員のクチコミなど内部のリアルでネガティブな情報もある程度知っておいたほうが良いと思います。在職の人のクチコミも良いですが、基本は退職済の人のクチコミがリアルで良いです。ただ、参考にするのは退職した時期が直近数年の人の意見だけで良いと思います。

ネガティブな情報があるから駄目という訳ではなく、重要なのはその後企業側がどう改善しているかです。気になったことは選考の過程で質問として思い切ってぶつけて、反応を見てみると良いかなと思います。最近はアルムナイリレーションとかいうワードが流行ってますし、企業が退職時や退職後のコミュニケーションをどのように考えているのかは重要になっているのかなと思います。

Wantedly

企業独自の採用ページや転職エージェントの情報など様々な情報があり、Wantedly上にある情報も似たような事が書いてあるのが大半なのですが、Wantedlyが絶対的に違うのはその企業で今働いている人が紐付いていることです。働いている人がどういった経歴を経て入社しているのか、次に選考でお会いする人がどういう人なのかを知ることが出来ます。プロフィールに他SNSへのリンクもあるので、Wantedly内に留まらず色々な情報を収集出来るのは非常に強いです。

企業によってWantedlyへの取り組み度合いは違いますが、選考した全ての企業にWantedly上のページがありましたので、必ずチェックするようにしたら良いと思います。

企業情報データベース

選考する企業について調べる際、企業名で検索してヒットしたページをくまなく見ていくのは骨が折れます。企業データベースを使って情報フォーマットを同じにすることや、ある程度探す効率を良くすると非常に楽です。

また、上場企業であればIRページがあったり、プレスリリースなどが盛んなため情報収集しやすいのですが、非上場&スタートアップな企業だと資金調達などを始めとした情報の収拾が難しいです。↑のサイトだと色々なメディアに載っている情報が集約されているので企業Webサイトよりも情報量が多いことがあります。

骨伝導ヘッドホン

最後は物理的なモノです。
当初音楽用のカナル型のイヤホンを使って面接をしていたのですが、マイクの音質が悪かったのと、耳をふさいだ状態で会話をするのに強い違和感があありました。
試しにサイクリング用に購入した骨伝導のヘッドホンを使用したところ、非常に快適で通常の会話と違和感なく話すことが出来ました。マイクの音質もそれなりにクリアで安めのゲーミングヘッドセットくらいのクオリティはあります。

2台に同時接続するマルチポイント接続という機能があって、PC上の面接で使用した後、エージェントさんとの電話(スマホ)に繋ぎ変え無しで対応するということが出来るのも重宝しました。あくまで擬似的な同時接続なので音声ミックス出来るわけではないですが、繋ぎ変えの手間は省けます。

最後に

IT企業が中心だったことも理由としてあると思いますが、今回の転職活動は90%以上がオンラインで完結しました。基本的に初回はカジュアル面談でしたが、カジュアル面談でのオンライン率は100%でした!ありがたい事に内定もいくつか頂きましたが、最終選考を含めた全ての選考過程をオンラインで完結した会社も非常に多かったです。
ちなみに選考でのWeb会議システムの比率は、Google Meetが6割、Zoomが3割、Wherebyが1割といった感じでした。

転職活動がオンラインだと前後の移動時間やオフィスでの待ち時間が一切ないので、選考者側のメリットが非常に大きいなぁーと感じました。元採用担当の経験としても、選考に対して気軽に取り組んでもらえるので、今だとスカウト返信率も良くなりそうだなと思いました。
オンラインでの選考はお互いにメリットが大きいので、今後も定着しそうだなと感じます。

おわり


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