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最強の採用活動

中途採用がうまくいかない、せっかく採用した社員がやめてしまった。

そんな悩みを抱えていた私ですが、とある先輩経営者から「最強の採用活動とは何か」を教えてもらいました。

「組織」に合った社員を採用するのではなく、「社員の特性」に合わせて組織を作っていく。これが最強の採用活動。

頭をガツンと殴られたように衝撃でした。


当社は創業60年の製造業。

私は既存の組織体制に合わせて、「前任者の仕事を埋めてくれそうな人」を探さなきゃと必死になっていました。

・たとえ製造業だろうが、天才プログラマーを獲得できれば、ソフトウェア開発に乗り出せばいいじゃないか。

・SNSインフルエンサーがいれば、会社のマーケティングをやってもらえばいいじゃないか。

経営者であれば「組織」の形なんてのは簡単に変えられます。

一方で経営者であっても「社員の特性」は変えられません。


社員を、その社員自身の一番得意なフィールドで、一番輝く形で、気持ちよく働いてもらうこと。そのために最適な形で組織の体制を見直すこと。それが経営者の仕事です。

採用した社員が期待した働きをしてくれなかったとしても、そこで「失敗」として終わらせるのではなく、「その社員の特性に合わせて仕事を作る」こと。これが失敗確率0%の「最強の採用活動」ですね。