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4畳半1Rの楽しみ方
僕は4畳半1Rの木造アパート、通称小屋に住んでいる。
家賃は都内にしては比較的安い方であるが
とにかく狭い
可動域が吐くほど狭く、何かするごとに積み上げてる物にぶつかり、ストレスが溜まりまくる。
僕は1年前福岡から上京し、様々な諸事情でオンライン内見という、現代チックな手法で物件を決めてしまった。
狭いことは分かってはいたが、いざ自分の目で見てみると想像以上に狭くて、頭を抱えてしまったことを今も鮮明に覚えている。
荷物も最低限に抑えたつもりがこの家の狭さには通用せず、僕は引っ越し屋さんに
「この空間でどう家具を置いたら一番最適ですか?」
と相談してしまった。引っ越し屋さんは苦笑いだった。
思えば僕は今まで少し変な家ばかり住んでいた気がする。
初めて大学の頃に住んだ家は家賃15000円という破格の値段の賃貸だった。ユニットバスで嫌だったけど、初めての1人暮らしにすごくワクワクしていた記憶がある。
しかしその家には大きな問題があった。それは
とにかく虫が多かったのだ。
一晩で目視できるくらいに部屋中にコバエが湧いた。コバエが大量に集まると、宅飲みして騒いでる大学生くらいうるさいって知ってました?
ゴキブリも多かった。普通に出現するのは日常茶飯事。ある時は天井から降ってきたり、またある時は引き出しからこんにちは。しまいには部屋外の排水溝からゴキブリが出入りしていた。
その話をアパートを引き渡すときに、管理会社の人に話したら
「言い方は悪いけどこんなに安くて、最底辺な物件はそんなにないから、この先どんな物件でも住めますよ。」
と言われた。謎に勇気をもらった。
今住んでいる小屋に対して、シンドさを感じた時、僕はあの日管理会社の人から言われたあの言葉を思い出すようにしている。
そんな小屋にもいいところはある。
あまりの狭さに移動距離が極端に短く、とにかく体力が消費されないところ。
YouTubeでゲキやば物件の動画を視聴している時、「この家に比べてたらうちはまだマシだ。」と思えるところ。
賃貸サイトを眺めることが日課になり、次はこんな家に住むぞ!でも引っ越し代金が貯まらない…。と夢と現実を同時に味わうことができるところ。
以上がこの小屋の楽しみ方だ。
…1つ僕からアドバイスできることがあるとしたら
家選びは慎重にしたほうがいい。
こんなくだらないnoteを書きながら、今朝もSUUMOを見てます。
おわり
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