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適当ベイクドチーズケーキを作ってみた -お家で料理-

 筆者(neo)は普段から料理をする方なのですが、自分の食べたいものが中心となるため、餃子などの中華料理や刺身(料理と言わないか)、スパゲッティ、ラーメン、鍋などメインとなるものばかりを主に作ってきました。(あれば食べるのですが)甘党ではないため、デザートはとんと作ったことがありません。(20年前にテレビでやってたクレームダンジュを一から作ったことがありましたが、メレンゲの泡立てに苦労しそれっきりです。)
 料理を作る理由としては(たしか三谷幸喜さんが書いていたと思いましたが)、レシピ通りに作ると本当に美味しくできること、お店で買ったり食べるより格安で大量に食べられることによるものが多いです。さらに今回はSTAY HOMEが続いて結構時間があったということ、翌日に(こちらも家でですが、テイクアウトによる)ディナーを食べる予定があったことから、そこにデザートをつけたいと思いたち、スイーツを作ってみようと考えやってみました。
 前述のように料理自体は慣れもあって、味付けなどもテキトーにやってもそれなりにおいしく作れる方だとは思っています(notomiyaファミリー調べ)が、妻の社長himawariから以前から「スイーツは本当にきっちりと分量を量って作らないと台無しになるよ。」と言われていたため、面倒くさいなあ、少しくらいテキトーな分量でも美味しくできないものかなと思って、ネット「簡単 スイーツ」などと検索したところ、「簡単ベイクドチーズケーキ」というサイトが出てきたので、そこを見て材料(卵、薄力粉、砂糖など)や器具(ボウル、泡立て器、オーブン)等が家にあったことからこれならできそうだと思い、やってみようとなった訳です。

 足りない食材を買い出しします。クリームチーズ200gですが、最近は高いんですね。とあるスーパーのPrivateBrand商品で¥298のものを、フレッシュ生クリームもなかなか高くて、ホイップするものなら大丈夫だろうと言うことで植物性で¥158の「ホイップ」を購入しました。レモン汁は家にパウダーがあったからそれでいこうと決めて、これまたテキトーな気持ちで帰路についたのでした(が、1つ大事な材料を忘れていたのにその時は気付いていませんでした)。

 料理開始です。ボウルにクリームチーズを出して、なめらかになるまで混ぜます。買ってきてからそのままキッチンに置きっぱなしだったので、それほど固くなく、1分くらい混ぜれば柔らかくなりました。

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 砂糖を追加し混ぜる。我が家はきび砂糖なので若干茶色がかって亜麻色や桑色に近い感じです(まあ黍色なのでしょうが)。こちらも難なく進みました。ただ、スイーツのレシピを見てびっくりするのは砂糖の多さに加えてカロリーの高さです。こんなにたくさん糖分取っていいのか?と感じるのですが、食べるときはそれを忘れてしまうのが悲しいところです。砂糖は計算すると大さじ6杯半くらいだったのですが、小さじ山盛りで7杯入れました。これはホントにかなりテキトーだったと思います。

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 次は卵を入れる順番だったのですが、これを飛ばしてしまい薄力粉を入れてから気付きました。仕方ないのでそのまま卵を入れて混ぜましたが、特段問題なくなめらかになりました。

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 次は生クリームの順番だったのですが、またまた忘れてしまい、なぜかバターを入れることに頭がいっぱいになってしまいました。さらに、なんと家にはバターがないことに今頃気付きました。どうしようかしばらく迷いましたが、同じ油ならばオリーブオイルでいいかと諦めて、分量通り入れてみました。初めは分離して混ざりにくかったですが、しばらくしたら混ざりました。オリーブオイル特有の匂いも特に感じられず、これも大丈夫だろうと前向きに捉えました。

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その後、生クリームを入れるのに気付いたので、ホイップを入れて混ぜました。これまでもすんなり混ざっていましたが、ホイップを入れるととてもなめらかになりムラがないからこれでうまくいくだろうとこれまた勝手ながら進めていきました。

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 以上で混ぜるのは終了です。もう忘れたものはないかあらためて確認し、これにて生地は完成しました。あとは型に流し込んでオーブンで焼くだけです。オーブンの中皿にクッキングシートを念のため敷き、その上に型(直径22cm、底は18cm)を置いて、その上にさらにクッキングシートを敷きました。
 型に生地を流し込みます。型が浅い(3cmくらい)なのであふれないか心配でしたが、こちらもスムーズに流れ込んで状態もなめらかなままでした。軽く全体を叩いて泡を極力なくします。

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 いよいよオーブンで焼き始めます。180℃に余熱ですが、軽く温まった状態で中皿をオーブンの下側にセットしました。下側にしたのは、おそらく上部が真っ黒に焦げてしまうのが嫌だったからです。料理をする上での失敗は真っ黒に焦げるのが一番の失敗だと思っているからです。多少の焦げは許容できますが、黒焦げにして味が苦くなるのがどんな料理でも苦手なのです。また昔、母がケーキを何度か焼いたことがあったのですが、いつも火加減が強く焦げ焦げのケーキを食べさせられて嫌な気持ちがあったという理由もありました。
 焼き時間は180℃で40分とありますが、これも少しずつ様子を見ながら焼こうと思い、まずは10分ごとに様子を見ようと考えて、そのようにセットし、スタートボタンを押しました。

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 初めの10分は特に焦げる様子もなく、あまり変化が見られなかったので、さらに10分追加して再度焼き始めました。すると、今度は記事自体が膨らんできて、型からあふれそうなくらいになりました。妻に、ふくらみは焼いたあとに縮むはずだし、焼けたかどうかはようじを刺して生地が付いてこなければOKだと言われ、やってみたところ少しようじにくっついていたのでもう10分様子を見ながら焼き始めました。

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 さらに生地が膨らみ始め、周りに甘い匂いが漂い始めてきましたが、合わせて表面に焦げ目が付いてきました。だんだん色が濃くなってきて黒くなりそうだったので3分半くらい経過したところで止めました。40分よりかなり短いですが、結果として型が広く生地が薄くなったのが原因なのかなと思いました。
 オーブンの蓋を開け、しばらく冷まします。30分くらい経ってからキッチン台に置いてさらに粗熱を取りました。膨らんでいた生地はしぼみ、型よりやや低い高さになりました。1時間後くらいに妻が冷蔵庫に入れてくれました。

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 2時間くらい冷やしてから、夕食後に妻が切り分け家族で半分くらいを食べてみました。口に入れた瞬間は正直モタッとした感じがあり、どうかなと思いましたが、後味が意外とスッキリとして、レモンパウダーの酸味も感じられました。もともと酸味が苦手なのでレモンパウダーは少なめにしていたのですが、もう少し入れた方がさっぱり感が出て口当たりも良くなるんだなと思いました。オリーブオイルの味は全くなく、最初のモッタリ感がオイルの効果なのかなとは、妻の意見でした。
 中の生地はしっとりしていてなおかつしっかりとチーズケーキとしての食べ応えもあり、なかなかの食感でした。もっと食べたかったですが、翌日のために当初の予定通り取っておくことにしました。
 家族が美味しかったのでまた食べたいということになり、翌日にもまたつくろうと早速リクエストがありました。また、長男(Sea)がチョコ系が好きということもありココアパウダーを入れてみようということになりました。再度作った場合は、またアップしようかと思います。

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○まとめ
・材料(検索サイト参照)と価格(税抜)
 クリームチーズ      :200g     ¥298
 砂糖(きび砂糖)     :小さじ山盛り7杯 ¥ 10位
 卵            :2個       ¥ 20位
 薄力粉          :大さじ擦切り2杯 ¥  5位
 ホイップ(植物性脂肪40%):200ml    ¥158
 レモンパウダー      :2降り      ¥  1位
 オリーブオイル      :大さじ2杯半   ¥ 10位
  合計                    ¥500位

・所要時間
 1)混ぜ    :    30分
 2)型に流し込み:     5分
 3)焼き    :    23分半
 4)粗熱取り  : 1時間30分
 5)冷却    : 2時間
   合計    :約4時間半(実際の作業時間は1時間程度)

※コツ
 ・レモンは分量通りに入れて少なくしない方が良い。
 ・簡単に混ざるが、ちゃんとかき混ぜてなめらかにしてムラを無くす。
 ・焼き色が付いてきたら焦げないように状態を確認する。
 ・しっかり粗熱を取って、さらにしっかり冷やしてから食べる。

 以上です。初めてにしてはうまくできたと思います。とにかく混ぜるだけなので手軽にできます。よかったらみなさんもぜひ作ってみてください。
 ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

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