失われてもいないのに

たけおみといいます。都内在住で会社員をしている40代男性です。

世間的には「氷河期世代」「ロストジェネレーション」とか呼ばれている世代です。

確かに、私が大学に入学するころから、
「史上最低の求人倍率」と毎年のように騒がれていました。

そこで危機感を持たなかった自分も悪いですが、
案の定自分の就職活動も困難を極め、
様々にもがきながら生きてきています。

今は妻と子どもを持っていて、
基本的には幸福感を感じることをできる暮らしを送っています。

でも最近になって、ネットやSNSで私の世代が良くも悪くも再び脚光を浴びてきました。

やれ氷河期世代がまた凶悪犯罪を起こしただの、
やれこどおじが多いだの、少子化の原因だの、
一方で
中堅層が足りないから働き手として期待されてたり
消費と納税だけは期待されていてマーケティングの対象になっていたり。

でっけぇお世話なんですよね。ほんとに。

勝手にロスト=「失って」んじゃないよ。
こっちは社会に「手に入れられた」覚えなんかないんだよ。

社会にたびたびそっぽ向かれてきたところを
なんとか愛想笑いと諦観を混ぜながら
自助して生きて、なんとか幸せの形を変えながら生きてきているんです。

そんな憐憫も称賛も浴びられない男の雑感を書く投稿です。

時間つぶしにでもなれば幸いです。

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