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AIDMAを参考に整理してみました

購買行動モデルを採用活動に置き換えて考えられないか、購買ではないし、消費者という捉え方はしていないですが、各フェーズにおいて考え方は参考にできると思ったので、整理してみました。
※購買行動モデルのフレームワークはいくつかありますが、一旦AIDMAで考えてみます。


アイドマ(AIDMA)とは、消費者の購買行動プロセスを説明する代表的モデルの1つ。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)
の頭文字を取ったもので、標準的な購買プロセス


上図では、医師と製薬会社の関係性で書かれていますが、これを自分の携わるサービスに置き換えると…

◽️企業の採用担当 × 人材紹介会社の企業担当 × 人材紹介会社の候補者担当or候補者

の関係性で考えられます。(イメージ的には)

まずはシンプルに捉えると
① Attention(注意)→ 採用担当と企業担当の打ち合わせ前
② Interest(関心)→ 採用担当と企業担当の打ち合わせ
③ Desire(欲求)→ 応募
④ Memory(記憶)→ 面接 ※ここから「企業担当」→「候補者」に変わる。
⑤ Action(行動)→ 入社

少し細かく捉えていくと…

① Attention(注意)【採用担当と企業担当の打ち合わせ前】
企業担当の心理状態:「深く」会社と採用ターゲットを理解できていない
採用担当の課題:「深く」会社と採用ターゲットを理解させられていない

② Interest(関心)【採用担当と企業担当の打ち合わせ】
企業担当の心理状態:深く理解できたし、その先のイメージも持てているorその先のイメージは持てていない
採用担当の課題:深く理解させられたし、その先のイメージも持たせられたorその先のイメージは持たせられなかった

※前者であれば、すぐに③ Desire(欲求)に移行できますが、後者の場合は②を定期的に繰り返すことが重要と考えています。
※その先 = 紹介〜応募〜面接〜内定〜入社〜活躍

③ Desire(欲求)【応募】
企業担当の心理状態:企業・求人の魅力が候補者に伝わり、書類選考通過する応募が出せているor書類通過しない応募になっているor応募が出せていない
採用担当の課題:書類通過する応募がきているor書類選考通過しない応募がきているor応募がきていない

※前者であれば④に進むが、後者であれば②に戻るべき、となります。

④ Memory(記憶)【面接】
※ここから「企業担当」→「候補者」に変わる。
候補者の心理状態:面接で企業の魅力が伝わり、面接も通過しているor面接は通過していないor魅力が伝わらず辞退になっている
採用担当の課題:面接で企業魅力が伝えられ、通過しているor通過していないor企業魅力が伝わらず辞退になっている

※前者であれば⑤に進むが、後者であれば②に戻るべき、となります。

⑤ Action(行動)→ 【入社】
候補者の心理状態:面接で企業の魅力が伝わり、内定もでているor内定はでていないor魅力が伝わらず辞退になっている
採用担当の課題:面接で企業魅力が伝えられ、内定が出ているor内定はでていないor企業魅力が伝わらず辞退になっている

※前者であれば採用成功ですが、後者であれば②に戻るべき、となります。


改めてまとめます。企業担当視点ですと

・Attentionでざっくり企業、求人は理解していて
・Interestで更に詳しく企業、求人の理解が深まり
・Desireで書類通過する候補者様に魅力を伝えられて応募につながり
・Memoryで企業から直接魅力を伝え求めるスキルがあるか確認し
・Actionで企業から更に魅力を伝え、スキルが合っていれば内定がでる、そして承諾を得られる

というプロセスで考えて、うまくいっていないのであればどこに問題があるかを把握することで採用成功につながっていく、になるかと思います。

※採用担当視点では、上記のプロセスでどこに課題があるかを企業担当に聞きつつ、自分たちの組織やサービス状況に応じて、柔軟に考え方を変えていく(ターゲットの見直しや採用手法の変更など)ことで、採用成功につながっていく、という感じになります。

※各プロセスにおいても、深掘りしていくと細かい課題が見えてきますが、自社側の課題なのか、人材紹介会社側の課題なのかも変わってくると思います。


思考の整理のため、ざっとまとめましたが、わかりづらいなと思ったので、改めて図を作ります。
引き続き感覚的ではなく論理的に、企業の採用成功に貢献していけるように学び、アップデートしていきます。

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