気功教室に行ってみた

エネルギーについて学ぶ一貫で、気功教室に行ってみた。

中国では中医学の経絡理論などと結びついて、健康法として太極拳と同様公園などで広く行なわれてきた。中華人民共和国建国後の1957年に北戴河の国営気功療養院院長だった劉貴珍が『気功療法実践』を著し、これが各国で翻訳されて「気功」という統一された名が定着したとか。

気功の成り立ちについては調べる気すら起きなかったのだが、おそらく私の目的である「自分でゾーンに入れるようになるスイッチをつくる」ということにおいてヒントになると察したためである。

特別なことはしなかった印象がある。

ひたすら、身体をゆるめたり、気になるところに手を置いたりした。

最後は空間の気功を感じながら舞うように動いた。

確かにスッキリはしたのだが、なんとなく「気功さえあれば他はいらない」という宗教じみたものを感じた。

先生にもよるかと思うが、私は他の古武術などでも行きつくところは同じと思っているので、それだけを正義とすることに抵抗があった。

残念ながら続けようとは思えなかったが、続けていれば豊かに生きていけそうな手ごたえがあった。

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