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事故にご用心を。

今朝は目を覚ますと父(ノブ)が大声でパートナーの名前を呼んでいる声が聞こえた。その頃 僕はまだ布団の中で半分夢の世界にいてぼーっとしていた。夢にしてはハッキリと声が聞こえるなどと暢氣なことを考えていたかもしれない。

しばらくするとノブのパートナーを呼ぶ声が止み つぎに僕を呼ぶ声がした。すぐには行けなかったのでしばらくして用件を聞きに行くことにした。布団を畳み軽く寝室を整とんしてノブのところへ行くと「警察から電話があってん」という。一体警察から何の用?と思ったが ひとつ思い当たる節があった。

と 思い当たる節について考えているとノブが「昨日このあたりで事故があったけど そのことについて教えて欲しいことがあるみたい」と言った。昨晩の23時頃に留守電が来ていたようだ。折返し連絡してみると 昨日の事故について時間が分かれば教えて欲しいということだったので パートナーなら分かると思いますと伝えて電話を切った。

昨晩 僕がこうして日記のようなエッセイのようなものを書き散らしいる頃 パートナーが急に部屋にやってきて「大変なことが起きた!貴成さん2階に見に来て!」と言うなり 僕を2階へと連れていこうとした。とうとう2階にもゴキブリが現れたに違いないと思い込んでいた僕にとって 2階への足取りは鉛を足につけたように重いものだった(そんなにか?)

パートナーに連れられ2階の窓を覗いてみるとそこには道路に対して90度直角に停車している車の姿が見えた。どうやら事故を起こしたらしい。パートナーが言うには何かがぶつかる音が聞こえたと思ったので 窓の外を見たら車が事故していたとのことだった。

僕はこのブログを書いていたので全く聞こえなかった。あとで分かったことだが このあたりのご近所さんに警察の方が聴き込みをしたところ 僕のパートナー以外には誰も事故の音を聞いた人がいないようだった。そんなこともあるんだな……。

事故というと昨晩 僕たちは車の持ち主の安否が氣になったので様子を見に行くことにしたのだった。外に出るとすぐぽたぽたと雨が降ってきた。道路の近くで電話している女性がいる。近づくとどうも警察に電話しているようだった。電話をしながらその女性が僕たちに声をかけてくる。その女性と少し話をしているとパトカーが事故現場へやってきた。女性と警察の会話を聞いていると たった今事故の場所を伝えたところなのに……と少し困惑している様子だった。

ともかく警察のパトカーも来たことだし雨足も強くなってきたので家に戻ることにした。そうして冒頭の話である。警察の方が少し話を聞きたいと言っていることをパートナーに伝え 担当の警察官がやってきたのが昼のことである。僕は見知らぬ人がやってきた猫よろしく全く警察の方の前に姿を現すことなく奥に引っ込んでいた。

パートナーがすべての対応を終えたのは2時間後くらいただった。いつの間にか写真を撮ったり 書き物をしたり色々と対応したらしい。結局事故は単独の事故だったようだ。事故の当人の様子は詳しく聞いていないが特に大した怪我もない様だったので安心した。

皆さまも事故にはくれぐれもお氣をつけを。


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