既婚無職、血流改善に取り組む。

以前カミさんから紹介してもらった著者に、堀江昭佳(ほりえ あきよし)さんという方がいる。堀江さんは出雲大社の参道で漢方薬局を営んでおられ、漢方薬剤師・不妊カウンセラーとして活動されている。インスタグラムでは堀ママとして、コミカルで切れ味鋭いメッセージを日々発信されていて、私もクスリと笑ったり、時にほろりとしたり、そのメッセージに触れて良い影響を与えてもらっている。

今回はその方の著書である『血流がすべて整う暮らし方(サンマーク出版)』から話をしたいと思う。堀ママ(以下、堀江さんのことは堀ママと書く)は体調不良など、心と身体の問題は血流から起きており、血流を改善することですべてが解決していくとの考えを発信されている。同じくサンマーク出版より『血流がすべて解決する』という本が出ていて、以前読んだことはあったのだがその時は良い内容だなと思っただけで何か具体的に行動に移したりはしなかった。

それが最近、少食を意識するようになり、徐々にではあるが体質が改善してきたと感じるようになった。そこであらためて堀ママの本を読んでみたのだが、私が感じていた症状はそこに書いてある血流の状態について当てはまることが多かったのだ。堀ママは血の状態について3つの体質に分けていて、それぞれ気虚体質、血虚体質、気滞・瘀血(おけつ)体質となっている。

私はこの中の気虚体質と血虚体質の傾向が強いようだった。この本のチェックリストからいくつか例を書き出すと、

【気虚体質チェック】 

□疲れやすい □風邪を引きやすい □足がむくみやすい □冷え性 □声が小さい

【血虚体質チェック】

□動悸がする □爪が薄い、割れやすい □物忘れが多い □抜け毛、白髪が多い

などなど、実際はチェック項目が10以上あり、3個以上でその体質の傾向があり、5個以上で既にその体質になっていると考えられるとのこと。以前の自分(自衛隊や介護職員として働いていた頃)にも当てはまることが多く、客観的にこういう状態だったのかと見れるようになった。

ちなみに私の場合は、疲れやすい、冷え性、声が小さい、足がムズムズする、動悸がする、便秘、うさぎのようなウンチ、白髪が多いなどなど、様々な症状が当てはまった。

私が堀ママの本を読んで、素敵なメッセージを発信されていると感じたのは不調の多さはしあわせの伸びしろであるという言葉だ。不調があるということは悪いというだけでなく、これから良くなっていく面が多いということでもある。気力で頑張ろうにも、気(血流)が足りていなければ、身体もついてこない。だからこそ、まずは血流を整えようという話だ。

今でこそかなりマシになったが、私は物事は努力でなんとかなるという考えの持ち主だった。出来ないのは言い訳で、やる気を出さなきゃいけないと自分を責めていた。しかし、そもそも気力、体力の源である、血がつくれない、足りていない、流れていない状態では何をするにも億劫になってしまう。そんな状態で何かをしろと自分に言っても身体は動かないだろう。ある種の自分に対する虐待のようなものと言えるかも知れない。

身体の声、心の声をもっと聴く必要があるなぁと感じ始めてから、そういうことを思うようになってきたし、似たような情報が入ってくるようになった。人間本来の状態は積極的であり、気力も体力も充実していて、なにかするために特別の努力を必要としないのではないかと思う。努力ではなく、氣が充実してさえいれば、何事も自然に行えるのではないかと考えている。

そして氣の大元とは血流ということで、血流改善に取り組んでいる次第だ。こういったことは今日初めて明日良くなるようなものではないので、じっくと取り組んでいこうと思っている。身体と心にとって無理のない範囲で笑

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