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ああなるほどこれが住野よる先生の恋愛ものなのだと、白湯のような絶望と希望に包まれながら、ぼんやりと思った。

2020/10/15 この気持ちもいつか忘れる/住野よる 読了 ※後半ネタバレ有 ※個人の感想 キミスイが恋愛ものではないのだとこの本の宣伝を通して知った時、まじか、と思った。少なくとも私の中ではあれは恋愛もので、そして世間にもそう膾炙されていると思っていた。あれを恋愛ものではないと断言なさったよる先生は一体どんな長編恋愛を作り上げるのか、くてくて(青くて痛くて脆い)の時に『キミスイをぶっ壊す』と仰っていた時と同じ緊張とワクワクがあった。 恋愛をするときの、恋をするときの

    • 所謂、オタクのくそでか感情というものを、私は何箇所にも抱えて生きている。

      受験勉強から逃げるようにTwitterを開いた。多分、結構、サボっている自覚はある。 高校生になってから随分と集中力が落ちたように思う。というか、普通にスマホ依存症になっている気がする。このままじゃまずいぞ、と思い続けてここまで来てしまった。 Twitterは、文字を読むのも書くのも好きな自分にとって、相性が良すぎるツールなのだと思う。実際かなり勉強になった。こんな人がいる、こんな考え方がある、それを140字の中から話の芯を穿つように考えていく理論の構築も、その割には恐ろ

    ああなるほどこれが住野よる先生の恋愛ものなのだと、白湯のような絶望と希望に包まれながら、ぼんやりと思った。

    • 所謂、オタクのくそでか感情というものを、私は何箇所にも抱えて生きている。