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身近な獣


犬のしつけでよく言われる
「アルファシンドローム」
とは、権勢症候群である

権勢症候群とは、
本来の立場は飼い主が上で犬が下のはずが
飼い主のリーダー性不足などが原因で
立場が逆転し犬が飼い主を支配下に置こうとする現象である

それによってどうなるか
犬は飼い主がどうであれ人社会という枠の中にいる
だから人のルールにある程度従わなければ、生きられない(特に現日本では)
そして飼い主が犬に人のルールを教えることで
お互い幸せな生活が送れる
だが立場が逆転すると犬は飼い主に犬社会のルールを教えようとする
すると必ず人社会vs犬になる
結果は火を見るより明らか
犬は生きられなくなる

軽度ならまだいい
人が来た時普通に吠える
オモチャや餌皿を取ろうとすると軽く噛まれる
足先や尻尾などを触ると唸る噛む
散歩で引っ張る
この程度ならまだ生きれる子が多い

だが、
吠え方がとち狂ったように吠え続ける
噛み方が本気(穴が空く骨折する)
お腹を見せていたから撫でていたら急に噛まれた
散歩すればすれ違う人も犬も襲う
このレベルになると人社会ではまず生きれない

こういった症状の原因は
犬がリーダーとなってしまっている「アルファシンドローム(権勢症候群)」なのだ

犬と暮らしている皆様
犬をなめてはいけない
可愛くて仕方ないのはものすごくわかる
だが、可愛がるのと甘やかすのは違う
どれだけ可愛かろうと犬は獣だ
どれだけ人の言葉を理解していようが
犬社会と人社会は全くの別物だ
異種族であることを忘れてはいけない
たとえ1キロのチワワでも小指を折るくらいの力はある
チワワでそれだ。最初多いトイプードルや柴犬はどれほどだろう

あの子らはその気になれば人を殺せることを忘れては行けない

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